5月から、腕を骨折してました\(^o^)/
まだ不自由だけど、だいぶ動かせるようになったのでヤレヤレです。



6月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:126
ナイス数:20

春琴抄 (角川文庫)春琴抄 (角川文庫)感想
歳下の、気性の荒々しい盲目の春琴に付き従う佐助の原動力は、美しき存在を絶対とする信仰心だった。それ以外の事情や苦労は隅に追いやった。滅私ここに極まれりという行動にも見えるが、佐助にとって春琴の側で生きることこそが至高なのだから、滅私と言うのは違う。春琴の顔が爛れた時に佐助が己の目を潰したことからもそれはわかる。佐助は自分の抱く理想の春琴の像を崩さないために、視覚を犠牲にしたのだ。そこにあるのは美に対する常軌を逸した執着だ。極端なまでのエゴの現れだ。耽美に溢れる谷崎潤一郎の世界は、こうした偏執に支えられている。
読了日:06月03日 著者:谷崎 潤一郎
3月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:624
ナイス数:39

君たちはどう生きるか君たちはどう生きるか感想
漫画版から入ったからスイスイ進んだ。よくできたコミカライズだった。両方読んで改めて漫画家(編集者達?)のすごさを実感する。ともあれ、元々が子ども向けに書かれたものだけあって、読みやすく、かつ心に残る表現の多いこと。「ーー同時にコペル君は、人間の行いというものが、一度してしまったら二度と取り消せないものだということを、つくづくと知って、本当に恐ろしいことだと思いました(p240)」ちょうど授業で扱っていた『少年の日の思い出』と重なる。洋の東西を問わず、人にとって大切な問題は同じだ。終盤は漫画のほうが好みか。
読了日:03月13日 著者:吉野源三郎

漫画 君たちはどう生きるか漫画 君たちはどう生きるか感想
先に漫画版を読んだ。面白い。時代の差異を極力抑えて、現代の中高生でも読みやすく仕上げてくれている。絵柄も流行りに乗らず、レトロ感を演出している。ローティーンからハイティーンへの移行中、人は多くのことを感じ、考えてきたらしい。でも、今や子どもは忙しすぎる。娯楽が溢れ、直感的なテクノロジーに魅了され、さもなければ未来に直結するお勉強だ。ゆっくり思索に耽る夜など無いと言っても過言ではないのではないか。だからかしらん、増殖しているアダルトチルドレンを、この作品は少しでも減らしてくれるのではないか、と仄かな期待。
読了日:03月03日 著者:吉野源三郎

読書メーター
学校って不思議ですよね。
1年に1度、(ほぼ)必ず仕事の席が変わるのです。学年が変われば場所が変わる…。あ、教科ごとに職員室が分かれている場合は経験がないからわかりませんが。あ、今日が机移動(俗に言う引越し)だったのです。生徒たちは誰が担任になるか、始業式になるまで伝えられませんが、この机の並びからぼんやり見えてくるのでチラチラ覗いていました。

そんなわけで年度終わり。親になって7ヶ月半が過ぎようとしています。早いですね〜。

ハイハイはまだですが、ずりばい(?)か何かで目は離せなくなりましたし、何かわからないけどよく声を出します。離乳食も始まり、バクバク食べています。太るでオイ。

{49435387-0B14-46EB-82E5-192D0CA7D5E2}

{3D5F8F00-A3EE-4DE6-BAC4-72711AA5E298}

{978F89C0-9F13-4F62-BB7F-4CE2069DB964}


春!