今日もお越し下さりありがとうございます。
今回はお洋服のお手入れの中でも重要なお手入れ、特に選択方法についてお話ししたいと思います。
皆さんの中に、せっかくのお気に入りの服を洗濯の方法を間違えて台無しにしてしまった、という方もおられるかも知れません。
服飾生地の性質上、伸びたり縮んだりするのはある程度避けられない部分もあるかと思いますが、せっかく買った服、特に気に入った物は長く愛用したいのではと思います。
私のネットショップでは公式通販サイトに記載のお手入れ方法に基づいたメンテナンスの方法を記載していますが、ここでは生地別の一般的な洗濯方法についてご紹介します。
綿（コットン）
綿は多くの布製品に使われ、一般的な生地で、通気性、吸湿性にも優れていますが、傷みやすい生地でもあります。
手洗い指定の表示がなければ、洗濯機で洗っても問題ありませんが、お気に入りの大切な服ならきちんとたたんでネットに入れて選択するのが無難かと思います。
麻
麻は通気性に優れた素材ですが、シワになりやすいのが欠点。
洗濯はなるべく短時間で済ませましょう。
洗濯ネットを使えば、生地同士がこすれることによるダメージも減らせます。
脱水の時間も短くすることで生地への負担も減らせます。
ナイロン
軽くて丈夫なナイロンは、熱に弱く吸湿性や吸水性が低いのが特徴です。
表示をチェックし、洗濯機使用可能ならそのまま洗って問題ありません。
ただ、熱に弱いため、乾燥機は使わないように。
ポリエステル
ポリエステルは軽量かつ丈夫で、乾かしやすいという特徴があります。
洗濯機が使えるものはそのまま通常のコースで洗ってください。
小さな装飾などがついているものについては、洗濯ネットを使えば安心です。
カシミヤ
カシミヤはデリケートな素材なため、クリーニングに出すのが一般的ですが、洗濯表示に手洗いマークがついているのなら、自宅での洗濯も可能です。
ただし、生地が固くなることがあるので、注意が必要です。
家庭洗濯禁止のマークがついている場合は専門業者に依頼して下さい。
カシミヤを手洗いする際は、手早く、短時間で行うようにしましょう。
干す際は、風通しの良い日陰に広げて干すようにしましょう。
乾燥機は使用不可です。
基本的にタグなどについているお手入れ方法に従えば問題ありませんが、不安ならクリーニング屋さんなどプロに聞いてみるのがベターかと思います。
お読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう！