ソーラーパネル200Wでポータブル電源をどのくらい充電できるのか実験してみた。

使用機材は次の通り

●ソーラーパネル

【ALLPOWERS SF200 ソーラーパネル フレキシブル 200W 32V出力】

(4月上旬にamazonのセール29,998円で購入)

 

●ポータブル電源

Anker C1000 容量1056Wh

(3月にAnkerDirect 【アンカー・ダイレクト】楽天市場店

クーポン利用 104,925円で購入)

http://www.rakuten.co.jp/anker/

 

 

 

●延長ケーブル

「MC4 ケーブル10mソーラー延長ケーブル」をエアコンの穴を通して室内に引き込み、ポータブル電源に接続した。( 4月上旬にamazon3,980円で購入)

 

プラスチックチェーン4本 アルミ製カラビナ4個 

(ダイソーで合計660円)

 

 

設置方法

ソーラーパネル(約4㎏)をカラビナでプラスチックチェーンにつなぎ、南向きの2階ベランダから吊り下げ、テラス屋根の上に設置した。プラスチックチェーンの端はベランダ手すりにカラビナで留めた。パネルの回収や位置の移動もチェーンを使って簡単にできる。また、庭に設置したり垂直にぶら下げるよりは目立たないので、盗難防止になる。角度をつけたい時はチェーンを短くして調整する。影ができそうなときはチェーンを引っ張ったり長い棒でパネルを移動する。

設置するときの角度は「日射量データベース閲覧システム」を参照した。

8月は当地では19°が最適とのことなので、緩やかな傾斜のあるテラス屋根にベタ置きした。

季節によっては角度を付けた方がよさそうなので、チェーンで調整が必要である。

実は8月5日にも実験したが、ベランダ手すりに斜めや垂直に吊り下げるとパネルに屋根の影ができ、入力が最高でも32Wという泣きたくなるような結果だったため、設置方法を変更した。

※ダメだった設置↓

実験

実験日時:2024年8月8日 午前6時開始

天気  :快晴

実験方法:①6時にソーラー充電コードをポータブル電源に接続する。

     ②夕方6時まで画面表示をビデオカメラで撮影し続ける。

     ③各時刻ごとの入力値と残量を記録する。

結果

6時から17時までのソーラーパネル発電でポータブル電源の容量が5%から93%になった。1056Whのポータブル電源で88%分増加

 発電量 1056×0.88=929.28       

快晴だったため、Dabbsson実験の時より発電量は増えた。

我が家の設置環境では、1000Wh以上のポータブル電源を満充電するためには、余裕をもってパネルは400Wくらい必要である。

200W1枚でも朝から一日中快晴であれば、800wh程度のポータブル電源なら満充電できそうである。

ソーラー発電は、季節や天候、設置状況によって発電量が大きく左右される。
ソーラーパネルは高温になりすぎると発電効率が落ちてしまうので、真夏は思うほど発電量が増えない。

 

実験の終わりごろに地震があり、その後巨大地震注意が出た。

この実験が役立つことがないように祈っている。

 

【Anker C1000】200Wソーラーパネル ALLPOWERS SF200で充電