毎年夏は2階のベランダで大葉とバジルを育てている。
庭で育てると虫にやられてしまうからである。
2階のベランダで栽培すると、虫食いがなく元気に育ってくれる。
しかし、我が家のベランダに水道はないので、離れた室内の水道で汲まなくてはならない。
これが面倒くさい。
どうやら私の工夫は「面倒くさい」から始まることが多いようだ。
雨水を貯めることも考えたが、雨樋が届くところにない。
ベランダにはエアコンの室外機があり、結構な量が排水されている。
「これを水やりに使えるのでは?」と思った。
ネットで「エアコン ドレンホース バケツ 貯める」で検索すると
出るわ出るわ。
「そんなことをすると室内機から水漏れするぞ」という警告が!
エアコン業者様もたくさん故障例をあげてくださっている。
バケツの中でドレンホースの先端が水没すると
排水されなくなって室内機から水漏れするらしい。
なにそれ怖い。
節水しようとしてエアコンを壊すなどあってはならない。
要はドレンホースを短く切って先端が水没しなければよいらしい。
水がスムーズに流れるようにドレンホースの先が排水を妨げる
「L・J・U」字形にならないように注意である。
貯水タンクは、大きなバケツだとドレンホースをかなり短く切らなくてはならないので、小さめのバケツやジョウロがよいと思われる。
工作タイム
先日飛散防止シート作成で余った養生シートを使って「ホース水没防止プレート」を作ってみる。
①バケツの輪郭をマジックで書く
②蓋の形で切って、カッターで水を落とす穴用の切込みを入れる。
切込みでなく、四角く切り落としてもよいと思う。
③プレートとバケツをドレンホースに当てて、ホースに傾きがある長さになるように
ホースを切る。
④ホースが風で動かないように固定する。
⑤バケツとプレートを洗濯ばさみでとめる。
ホースの切り口より満水面が低ければ、小さめのジョウロやバケツに貯めてもよい。
猛暑だったので、一晩でポニョバケツが満水になり、あふれていた。
さっそく水やりに使ってみた。
いい感じである。
バケツが一杯になり、あふれるのが嫌なら、切り取ったドレンホースをつなげて排水してもよい。
我が家のベランダ水やりグッズ達である。
ジョウロはダイソーの330円と110円、
ジョウロの蓋は水を入れっぱなしにするため、ボウフラ対策でダイソーの「シリコーン蓋12㎝」をワイヤーでとめてある。
じょうごもダイソー
青い蓋付きバケツは、子供が小さい頃にダイソーで買ってシールを貼ったもの。
ポニョバケツはスーパーの粗品である。