今回起きてしまった東日本大震災・・・
あの3月11日からしばらくブログを更新することができませんでした。
このブログの趣旨からすると、一番情報提供しなくてはならない時に更新できず大変申し訳なく思っております。
皆さまも同じかとは思いますが、私自身もテレビ画面上に次々と映し出される悲惨な状況に戸惑いを隠せませんでした。
自分の中ではすでに消化してしまったと思っていた福岡西方沖地震の当時の状況が次々と思い返され、とても平常心ではいられなくなりました。
もちろん今回の東日本大震災の被害状況は、福岡西方沖地震の規模とかけ離れていることは分かっています。
ただ、あの時の自分自身が受けたショックは改めて大きなものだったんだと再認識しました。
ですから今回被災された方々のショックというものは、僕が想像できないくらい大きなものだということは容易に考えられます。
同時に、高校時代の仲間が福島に住んでおりその安否が気になり、いてもたってもいられなかった事。
(3月20日にようやく連絡が取れました。)
関東に転勤で行っている同級生夫婦へ物資を送ったりと、何かと多忙な毎日が続いたおかげで今回の東日本大震災を他人事ではなく、当事者に近い目線で考えられるようになったのかもしれません。
そのおかげで、僕自身ようやく平静を取り戻すことができました。
今もなお東北地方では被災された方々が寒さに耐え、物資不足、燃料不足などの辛い避難生活を続けていらっしゃいます。
また、今でも行方不明の身内の方の安否が分からない方も大勢いらっしゃいます。
プライベートな時間が全く得られない避難所での先の見えない生活、さぞストレスを抱えてらっしゃることでしょう。
そして、福島第一原発の放射能漏れも依然として不安が拭えません。
原発の近隣では、放射能に汚染された野菜や水が問題になっています。
関東地方の方々は計画停電が実施され、日常生活において不便な毎日を送ってらっしゃいます。
物不足も続いており、生活水にも不安が出てきました。
そして・・・
現在、被災地や福島第一原発では、全国の自衛隊の方々、消防の方々、警察の方々、海外から救援に来てくださった方々、東京電力や関係会社の方々が、必死の作業をされています。
もちろん、ボランティアで参加されている方々も被災地にはたくさんいらっしゃることでしょう。
本当に心から頭が下がります。
そこで僕が今出来る事を改めて考えてみました。
①義捐金を継続して送る
僕は平凡な一市民ですので一度に多額な寄附は難しいですが、震災後からできる範囲で続けていますし、今後も続けるつもりです。
②被災地の友人・知人をサポートする
物資が主にはなりますが、友人やその周囲の方々に対して出来る限りのサポートを続けるつもりです。
③このブログを更新する
やはりこのブログを始めるきっかけとなったのは、規模は小さいながらも福岡西方沖地震に被災したことです。今後も素人ながら被災者の目線に立って防災の知識を広めたいと思いますし、今まで僕が知らなかったことでも皆さんと一緒に学んでいけたら嬉しいです。
前回の投稿から2週間ほど間が空きましたが、今後も不定期ですが続けていきたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
晴彦