もし、あなたに賞金がかけられていたら……。
もし、あなたの友人に賞金がかけられていたら……。
そんな事を題材にした、小説を書いていきたいと思います。
つたない文章ですが、よろしくおねがいします。
もし、あなたの友人に賞金がかけられていたら……。
そんな事を題材にした、小説を書いていきたいと思います。
つたない文章ですが、よろしくおねがいします。
リンクの先
拓也は、駅前にとめてあったバイクにまたがり
エンジンをかけると、自宅に向かって走らせた。
この仕事を始めて、そろそろ3ヶ月が経とうとしている。
140万あった借金も、今回の仕事で返済するメドがついた。
うれしさと、深夜の車の少なさから、
拓也のバイクのスピードは、法定速度を40kmほど超えていた。
30分ほど走り、拓也は自宅アパートの近くでエンジンを切った。
大家が、隣に住んでいて、バイクの音にうるさく注文をつけてくるからだ。
拓也は、アパートの50mほど手前から、バイクを押して帰った。
面倒くさかったが、帰宅時間を知られたくなかったので
仕事の時は、必ず押して帰るようにしている。
拓也が住んでいるアパートは2階建てで、
2階一番奥の角部屋に住んでいる。
家賃6万8千円の6畳1ルーム。
特に何の特徴もない部屋だが、新しいもの好きな大家が、
光回線を引いていたのでインターネット環境は快適だ。
部屋に入り、上着を脱ぐと
パソコンが置いてあるデスクの前のイスに腰をおろした。
パソコンの電源を入れると、拓也は携帯電話から、画像が保存されている
SDカードを取り出し、カードリーダーに差し込んだ。
拓也は、先ほど撮った男の画像データを、デスクトップの賞金首という名の
フォルダに保存した。
その作業が終わると、インターネットに接続し、お気に入りの欄から、
ある会社のサイトをクリックした。
株式会社ジョブハント
〝お仕事探すならジョブハント!〟
〝超短期のお仕事から、長期のお仕事までご紹介します。〟
〝高収入のお仕事紹介します。〟
サイトのトップページには、こんな言葉が並んでいた。
一見すると、ただの人材派遣会社のサイトである。
しかし、拓也が見たいのはこのページではない。
〝高収入のお仕事紹介します。〟というテキストの最後の
(。)の部分、ここをクリックすると隠れたページを
見ることができる。
隠しリンクと呼ばれるものだ。
拓也は(。)の部分をクリックした。
〝登録者IDと弊社から送られてきた、最新の認証パスワードを
入力してください。〟と書かれたページに画面が変わった。
ID:takuya-inoue09682
パスワード:kwDg694218382vB
IDとパスワードを入力し、ログインボタンをクリックする。
画面が切り替わった。
〝ようこそ!バウンティハンターズへ!〟
エンジンをかけると、自宅に向かって走らせた。
この仕事を始めて、そろそろ3ヶ月が経とうとしている。
140万あった借金も、今回の仕事で返済するメドがついた。
うれしさと、深夜の車の少なさから、
拓也のバイクのスピードは、法定速度を40kmほど超えていた。
30分ほど走り、拓也は自宅アパートの近くでエンジンを切った。
大家が、隣に住んでいて、バイクの音にうるさく注文をつけてくるからだ。
拓也は、アパートの50mほど手前から、バイクを押して帰った。
面倒くさかったが、帰宅時間を知られたくなかったので
仕事の時は、必ず押して帰るようにしている。
拓也が住んでいるアパートは2階建てで、
2階一番奥の角部屋に住んでいる。
家賃6万8千円の6畳1ルーム。
特に何の特徴もない部屋だが、新しいもの好きな大家が、
光回線を引いていたのでインターネット環境は快適だ。
部屋に入り、上着を脱ぐと
パソコンが置いてあるデスクの前のイスに腰をおろした。
パソコンの電源を入れると、拓也は携帯電話から、画像が保存されている
SDカードを取り出し、カードリーダーに差し込んだ。
拓也は、先ほど撮った男の画像データを、デスクトップの賞金首という名の
フォルダに保存した。
その作業が終わると、インターネットに接続し、お気に入りの欄から、
ある会社のサイトをクリックした。
株式会社ジョブハント
〝お仕事探すならジョブハント!〟
〝超短期のお仕事から、長期のお仕事までご紹介します。〟
〝高収入のお仕事紹介します。〟
サイトのトップページには、こんな言葉が並んでいた。
一見すると、ただの人材派遣会社のサイトである。
しかし、拓也が見たいのはこのページではない。
〝高収入のお仕事紹介します。〟というテキストの最後の
(。)の部分、ここをクリックすると隠れたページを
見ることができる。
隠しリンクと呼ばれるものだ。
拓也は(。)の部分をクリックした。
〝登録者IDと弊社から送られてきた、最新の認証パスワードを
入力してください。〟と書かれたページに画面が変わった。
ID:takuya-inoue09682
パスワード:kwDg694218382vB
IDとパスワードを入力し、ログインボタンをクリックする。
画面が切り替わった。
〝ようこそ!バウンティハンターズへ!〟
プロローグ
拓也は、深呼吸をした。
息を調えるため、そして、冷静になるために。
公園の電灯のあかりに、息が白く浮かび上がる。

相手は「うぅ……。」と声にもならないような声で、うなっているだけで、
倒れたまま動かない。
あれだけ木刀で殴ったのだ、動けなくて当然だろう。
拓也は、40cm程の長さの木刀を地面に置き、
ポケットから携帯電話をとりだした。
携帯のカメラを起動させると、倒れた相手の顔に向けて
シャッターを押した。
カシャ!
無機質な音が、静まり返った公園に響いた。
携帯電話の画面には、血だらけの顔が写し出されていた。
画像を保存し、木刀をバックにしまい、軍手をとり、
顔を隠すための目出し帽を脱ぐと、拓也は足早に公園をあとにした。
公園を出ると、そこは閑静な住宅街。
左腕にはめた時計を見ると、午前3時をまわっていた。
こんな時間には、誰も歩いていない。
そのため、もし誰かに見られたら不審に思われるであろう。
早く大通りに出たい。
拓也は、焦る気持ちを抑えながら、ゆっくりと気配を消して歩いた。
5分ほど歩くと、大通りに出た。
その間、誰ともすれ違わなかった。
「うまくいった……。」
拓也は、自分に言い聞かせるようにつぶやくと、
大通りを、駅に向かって歩いた。
息を調えるため、そして、冷静になるために。
公園の電灯のあかりに、息が白く浮かび上がる。

相手は「うぅ……。」と声にもならないような声で、うなっているだけで、
倒れたまま動かない。
あれだけ木刀で殴ったのだ、動けなくて当然だろう。
拓也は、40cm程の長さの木刀を地面に置き、
ポケットから携帯電話をとりだした。
携帯のカメラを起動させると、倒れた相手の顔に向けて
シャッターを押した。
カシャ!
無機質な音が、静まり返った公園に響いた。
携帯電話の画面には、血だらけの顔が写し出されていた。
画像を保存し、木刀をバックにしまい、軍手をとり、
顔を隠すための目出し帽を脱ぐと、拓也は足早に公園をあとにした。
公園を出ると、そこは閑静な住宅街。
左腕にはめた時計を見ると、午前3時をまわっていた。
こんな時間には、誰も歩いていない。
そのため、もし誰かに見られたら不審に思われるであろう。
早く大通りに出たい。
拓也は、焦る気持ちを抑えながら、ゆっくりと気配を消して歩いた。
5分ほど歩くと、大通りに出た。
その間、誰ともすれ違わなかった。
「うまくいった……。」
拓也は、自分に言い聞かせるようにつぶやくと、
大通りを、駅に向かって歩いた。
