言葉のちょっとしたあやかもしれませんが、ずっと気になっている事があります。


それは「レボドパを長く服用すると、諸々の副作用が発生してくる」という表現。


この文脈通りなら、「レボドパを長く服用すると、神経毒によって、ジスキネジアやウェアリングオフ等が、より早く、容易に発生する」という風に捉えられます。


その時点でのドパミン神経細胞の残数に見合わないような、「過剰」な量のレボドパを服用する事は、確かに危険と思います。なるべく少量から開始するのは、鉄則なのに間違いありません。


私の今の理解としては、発症から5年程度、つまりハネムーン期の終わりを過ぎる頃には、ドパミン神経はかなり少なくなります。(この5年でドパミン神経細胞は、指数関数的に減少するとのこと!)


科学的証明はされていませんが、エフピー等のMAO-B阻害薬に、試験管レベルの理論上ではドパミン神経の減少をゆっくりにする効果もあるのでは??と考えられているそうです。(ここら辺はMPTPがドパミン神経を減少させるメカニズムをご参照ください。)


ドパミン神経はLドパからドパミンを産生するだけでなく、余ったドパミンを「お掃除」して脳内のドパミン濃度を一定に保つという大切な機能を持ってます。


そのドパミン神経が居なくなると、脳内のドパミン濃度を一定に保てなくなります。脳内のドパミン濃度が乱高下する事が、ジスキネジアやウェアリングオフの直接的な原因であると理解しています。


決して長期的にlドパを服用したから、ジスキネジアやウェアリングオフが起きるのでは無く、病気が進行して「ドパミン神経細胞が減った」事が副作用の原因なのではないかと思うのです。


ニュアンスが伝わりにくいと思いますが、何を言いたいかというと、「薬はなるべく早く開始した方がベターというのがトレンドなのに、表現が古いままなのでは?」という事を言いたい訳です。


現在私はハネムーン期を満喫できており、発症3年目ですが、ほぼ発症前の身体状態で過ごせています。仕事も発症前と殆ど同レベルでこなせています。薬の量も服用開始時点から変わってません。


レボドパはどんだけ我慢しても、いつかは開始しないと身体が動かなくなるし、後から慌てて飲み始めても、先に飲み始めた人に日常生活動作能力の改善は追いつかないと研究結果がでています。


しかし、医療機関のホームぺージ等でも「レボドパを長期使用すると副作用が起きてくる」という書き方が一般的です。これが「レボドパだけは怖いから飲みたくない」という、レボドパ恐怖症を生み出している要因なのでは?と思えて仕方ありません。


神経内科の先生方がこのブログを読まれてるとは、とても思えませんがもしも御指摘等ありましたら、教えて頂きたいです!