本日2月19日、厚生労働省の専門部会は、iPS細胞から作った心不全とパーキンソン病患者向けの、再生医療製品の製造販売について条件を付けて早期承認することを了承しました。
この承認の後、遅くとも90日以内に、実際に健康保険上でipsを使用できるように、「保険収載」と呼ばれる手続きが行われます。
早くて4月の終わり、遅くて5月中にはIPS細胞のパーキンソン病治療薬が、健康保険の適用になるわけです。胸熱ですね・・。
その後どれくらいのスピード感で、実際の治療が始まるかはわかりませんが、日本で一番最初に治療を開始するのは、京都大学病院で間違いないでしょう。その後も、まずは大学病院や、各地域の拠点病院など、大規模な病院が中心となるのではないでしょうか。
他の病院で治療が始まるにしても、普通の病院がまったく新しい治療を導入する時は、「倫理委員会」だの「なんちゃら委員会」だの、色々と手間がかかりますから、全国で受けられるようになるのは、もう少し時間がかかると思われます。
そして、今回の承認はあくまでも「仮免許」である事がポイントです。
今回紹介された、ips細胞パーキンソン病治療薬「アムシェプリ」は、「条件及び期限付承認制度」という形で承認されました。
これは治療を実施する施設、対象患者などが限定されていて、しかも7年以内に効果が証明できなかったら、「承認取り消し」となってしまいます。私は「健康保険を使った治験」というイメージで捉えています。
本来であれば鬼のようにお金がかかる、「治験」を保険を使って出来るのなら、製薬会社は助かりますよね。お金が用意できない為に、製薬会社が治験に踏み出せずに、有望な薬が埋もれないようにする為の国の補助的な制度。そんな捉え方ですが、間違っていたら、ご指摘をお願いします!
つまりDBSみたいに、「適用条件に当てはまれば」誰でも、どの県でも受けられるみたいな治療になるには、まだあと数年かかると思われます。
一方で、前回の京大病院での医師主導試験では、「比較的軽症で若い人に有効」という結果が出ました。なので前回の条件の50歳以上、罹病期間5年以上、オフ時ヤール3以上という厳しめの条件よりハードルが下がらないかな・・。なんてひそかに期待しています。
とにかく、まだまだ軽症の私は、すぐにこの治療を受ける事は無理でも、高血圧や糖尿病などの生活習慣病などに気を付けて、「いつでも手術カモン!」な、身体的コンディションを保ちたいと思います。つまり適切な運動ですね。
来年度は福島県立医科大の「FARB3阻害薬」など、ipsだけじゃなく色々なアプローチの治験が始まるので、希望を持って生活したいと思ってます。
これからの人生のテーマは「パーキンソン病の進行から逃げ切る」を、掲げて生きたいです(笑)