パン職人は、食べるパン以外にパン・デコレなんてものも作ります。
パン・デコレっていうのは「飾りパン」というやつです。
この間、仕事の関係で急きょ「ディスプレイ」が必要になり、とりあえずフランスパンでいろんな形のものを10種類くらい作ったものの・・・
「う~ん、せっかくだからもっとビックリするもの作りたいなぁ」
と思い立って作りました。
このパンの生地は・・・
リスドオル(フランスパン専用粉で、強力粉にも準強力粉にも属さない小麦粉です)
メールダンケル(ライ麦粉)
ボーメ37度のシロップ(ボーメとは糖度を指します)
の3種類で作り、イーストのようなパン酵母は加えません。
ようするに、無発酵パンでビスケットの様なかた~い生地ですね。
『何をイメージして作ったんですか?』
とよく聞かれるんですが、今回は完全にその場の思いつきと即興で、パーツから
とりあえず作り、それを組み立てたので、イメージといわれても・・・という感じなんです。
なので、よく見てみると
夏のひまわりのようでひまわりでない花の周りに、なぜか季節はずれの春の蝶が・・・
さらに、その横には秋の麦の穂があり、春の桜のような花が点々と・・・
という感じになってしまいました・・・
時間もなかったし、4時間で作ったにしてはまぁまぁかなと思うようにしてます。
これを、この間名古屋ドームであったとあるイベントのディスプレイとして飾ったわけです。
こんな、デコレを作るのもたまには面白いですよ。

