警視庁は「タクシーの日」の5日、タクシーに搭載されたドライブレコーダーの録画映像を事件捜査に活用するため、東京都内のタクシー会社などが加盟する業界団体「東京乗用旅客自動車協会」(千代田区)と映像提供に関する協定を締結した。約2万3400台のタクシーが「走る防犯カメラ
」として連携する。
同庁生活安全総務課によると、都道府県単位での同様の協定締結は岩手県警に次いで2例目。
同課などによると、ドライブレコーダーは交通事故などの際に状況を記録するための装置で、フロントガラスやミラーに装着し、カメラで前方を撮影。衝撃があると自動的に前後約20秒の映像を記録するため、運転手がひったくりやひき逃げ事件を目撃した場合、レコーダーをたたくなどして記録してもらう。防犯カメラ 名古屋
同庁生活安全総務課によると、都道府県単位での同様の協定締結は岩手県警に次いで2例目。
同課などによると、ドライブレコーダーは交通事故などの際に状況を記録するための装置で、フロントガラスやミラーに装着し、カメラで前方を撮影。衝撃があると自動的に前後約20秒の映像を記録するため、運転手がひったくりやひき逃げ事件を目撃した場合、レコーダーをたたくなどして記録してもらう。防犯カメラ 名古屋
福島県いわき市方面に行くと家族に告げ、行方不明になっていた那珂市菅谷、不動産会社社長石川光枝さん(59)は14日未明、いわき市の山林で無残な姿で発見された。茨城、福島両県警の合同捜査本部に死体遺棄容疑で逮捕された同市田人町貝泊、無職佐藤文彦容疑者(49)は調べに対し、「石川さんを殺して、遺体を捨てた」と容疑を認めているという。名古屋 防犯カメラ
同市内のコンビニ店の防犯カメラに残っていた映像などから佐藤容疑者が浮上、県警で行方を追い、13日午後8時前に土浦市内で車を運転しているところを発見した。県警は事情聴取の後、佐藤容疑者を伴い、いわき市内の遺棄現場を確認し、供述通り遺体が見つかったため緊急逮捕した。
周辺住民によると、佐藤容疑者は、いわき市内の県立高校を中退した後、水戸市の会社に就職。その後、運送会社の運転手として働いていたが、5年ほど前に退職し、実家で母親と2人で暮らしていたという。
近くの親類の男性(58)は昨秋、佐藤容疑者から「最近仕事がなくて困っている」と打ち明けられたと証言する。また、小中学校時代に近くに住んでいた50歳代の男性は「以前に金を貸してくれと頼まれたことがある。パチンコが好きで、周りの人間にも金を無心していると聞いていたので、『もう二度と来るな』と言って数万円を貸した」と話す。
捜査本部は、佐藤容疑者が、いわき市のコンビニ店の現金自動預け払い機(ATM)などで、石川さんの口座から繰り返し現金を下ろす姿を防犯カメラ で確認しており、今後、殺人容疑でも調べを進める。