腕を包む 湿った空気
息がつまる 熱い空気
汗に塗れた手 窓につけて
背中が視線 感じていた
 
そっと 突き刺さって犯した
私を見つめる私
 
あの時の 二人の熱
もういられない 目を閉じて
揺れて 落下する確信的愉快犯-image0048.gif
 
この青空 飛行機
飛ぶ鳥も 揺れる木も
信号も 雑踏も
全部 多分嘘でちがう
そこにはずっとなかった
 
そっと 突き刺さって犯した
弱くて甘えた 狡い手
 
あの時の 二つの声
本当なのか 嘘なのか 分からず
消えていく
 
きえた Yeah また
 
夜が 朝に 消えてったの
暗闇に放って
いなくなった私を消し去って
 
この腕の痛みさえも
いつか私を捨てていく だから
やめないで
 
ここには 誰もいない
 
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