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ギボンのローマ帝国衰亡史を知っていますか?


2世紀のローマ帝国全盛の頃(マルクスアウレリウス帝の頃)から
筆を起こし1453年のコンスタンティノープルの陥落までを
記述した一大歴史書です。


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出版は1776年~1788年にかけて。
完結までに時間がかかったのですね。


200年以上前の書物ですから今の研究・常識等から
考えると違和感を覚える箇所もありますが、
ローマ帝国の歴史書の基本ということで押さえておいた方がよい本です。


10数年前に筑摩書房より詳細な訳がされた本が、
全11巻で発売されています。
難解な訳、その分量から途中で読むのを挫折してしまった方も
多いのではないでしょうか。


縮約版は、岩波文庫、東京書籍、PHP研究所等からも
刊行されているようですので、こちらを一読下さい。

縮約版の一つです↓↓


筑摩版全11巻の内容イメージは以下のとおりです。

Ⅰ .五賢帝末期から軍人皇帝時代
Ⅱ .軍人皇帝時代からの立ち直りから
   コンスタンティヌス大帝まで
Ⅲ .コンスタンティヌス大帝からユリアヌス帝まで
Ⅳ .ユリアヌス帝からテオドシウス大帝まで
Ⅴ .ローマ帝国東西分裂・アッティラの侵攻
Ⅵ .西ローマ帝国の滅亡・東ローマ帝国の発展
Ⅶ .ユスティニアヌス大帝
Ⅷ .ユスティニアヌス後の混乱からカール大帝の即位まで
Ⅸ .イスラムの勃興と帝国周辺の諸民族の自立
Ⅹ .十字軍について
ⅩⅠ.東ローマ帝国の滅亡

ヘラクレイオス以後の描写はかなり、簡略化されています。
バルカンと小アジアを領有するのみとなった帝国には、
ギボンも興味が薄れたのでしょう。

おまけにかなり、東ローマ帝国には否定的な叙述が目立ちます。

まあ、そのような中で東の皇帝にどのような評価を下したか
非常に興味を覚える処です。以下次回。

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