昔、裏垢で悪口をたくさん言っていた。理由は単純、八つ当たりだ。「死ね」とか、「明日お前出勤だろ?列車が来る時背中トンってしてやるよ。マグロの肉片にしてやる」(列車に轢かれるように突き落とすという意味。もちろん会えないからできない)とか、「塩酸で顔の肉を溶かして落としたいくらいムカつく」とか、いろいろ言っていた。


そんな僕を、過去にとあるおじさんは何も知らないから「純真でいい人すぎる」と言った。あと他にも最近は友人が僕を「いい人」だって、「大好き」だって、言ってくれる。感謝すべきことだ。でも、それは僕が人を騙してるってことだと思った。でも、誤解を解く気にはなれなかった。というか解かなくていい。解きたくない。傷つけたくない。壊そうと思えば簡単に壊せる人だ。だからこそ気をつけるべきだ。こんなにも僕を好きでいてくれるんだから、壊すわけにはいかないんだ。


昔、その悪口用のアカウントとそれに近いアカウントの匂わせをメイン垢でしていたことがある。誰かが気づいて僕を叱るかと思った。実際は誰も気づいてくれなくて、誰にも叱られなかった。それがとても寂しかった。本当は直球で伝えるという手もあった。それをしなかった。怖かったから、縁を切られるって、思ったから。