名古屋グランパスJ1昇格おめでとうございます。

ありがとうございます。





息の詰まるプレーオフ決勝を生き残り、我らが名古屋グランパスはJ1復帰を果たすことができました!やったね!
大量得点・大量失点のノーガード戦法でやってきた我々が、最後の最後でスコアレスドローを繰り出してしまうとは思いもよりませんでしたね。

燃え尽き症候群で書くのが遅れましたが、全選手振り返りのFW編を書きましたので良ければご覧ください。


【FW編】


9 ロビン・シモビッチ 40試合18得点

2シーズン目を迎える規格外助っ人外国人は今期も大活躍。
そのデカさから小倉ンパスの放り込みサッカーで存在感を示したが、意外と足元が上手いので風間監督のサッカーにも問題なく順応した。
しかし199センチの坊主頭が最前線にいると、ついついパスサッカーを放棄して放り込みたくなってしまうため、ベンチスタートにされることも少なくなかった。
限られた出場機会の中で、チーム最多の18ゴールを決めたのはお見事だ。
特にシモビッチが活躍したのは終盤戦。
超ハイプレスの千葉に手も足も出ず敗戦したことを受け、プレーオフではシモビッチへの放り込みが解禁。
これが功を奏し、ハットトリックを決めた千葉戦も、ボールを前線で収め続けた福岡戦も特別な存在感を示した。
そんなかけがえのないシモビッチだが、退団するという報道が出てしまっている…。
風間監督の長身フォワードアレルギーが限界なのか、ヨーロッパの良いクラブからオファーがあるのか、長久手のIKEAに行ってホームシックになったのか理由は不明だが残留を祈ってます。


10 フェリペ・ガルシア 20試合4得点

ブラジル人3連ガチャ最後の砦。
パワー・スピード・テクニックをそれなりに備えた平均的な助っ人外国人。
序盤の熊本戦で途中出場すると、ヘディングだけで2ゴールを決めて存在感をアピール。
その後は杉本竜士とセットで後半ロスタイムに出てきては暴れまわっていたが、シャビエルが加入すると外国人枠がパンパンになり干される羽目に。
尻すぼみになってしまった10番は当然退団報道が出ている。
ブラジル人とは思えない謙虚さが売りなので、いっそ帰化して「狩死亜」となれば残留できるかもしれない。


11 佐藤寿人 28試合5得点

広島からやってきたみんなのキャプテン。
そのキャプテンぶりは尋常ではなく、昨年の田口キャプテンとはなんだったのか?と思わせるぐらいのリーダーシップを示した。
サイドハーフで使われることが多く得点数こそ伸びなかったものの、止める・蹴る技術を備え、攻守の献身性でチームの主力として活躍した。
ジジイなので後半には必ずベンチに下げられるが、下がってもなおピッチサイドで指示を出し続ける姿はまるでポルトガル代表のクリスチャーノ・ロナウドのよう。
残留確実の来シーズンもピッチ内外での活躍に期待。


19 押谷祐樹 16試合1得点

岡山からやってきた呪われし男。
自身の退場から大逆転負けを喫したアウェイの福岡戦を始め、押谷が出場した試合はことごとく負けまくる名古屋の下げチン。
それは本人も自覚しており、自他共に認める下げチンなのだ。
そんな下げチンを風間監督は見捨てず、練習ではボランチ起用をするなど風間色に改造した。
その結果、終盤の古巣・岡山戦に先発した彼は見違えるようなキレッキレのプレーを披露。
ついに覚醒したのかと思ったらその後はほぼ出番がなかった…。
パスサッカーには馴染んでいるのだが、あと一歩武器となる何かがないと厳しいかも。
例えば、岡山名物・ロングスローなんかがオススメ(風間監督に絶対干される)


25 杉本竜士 17試合2得点

東京ヴェルディからやってきたヤンキー小学生。
新体制発表会に行ったとき、164センチと低身長ながら誰かにガンを飛ばし続けていた杉本竜士のことを一瞬で大好きになってしまった。
左サイドからドリブルを仕掛けまくるマシーンで、スタミナが無いからなのか途中出場しかできない。
しかし、そんな短い出場時間内で決定的な仕事をしてブレイク。
シモビッチの胸でのゴールをアシストした試合と、切れ込んでスーパーミドルシュートを決めた試合については、完全に彼の力でもぎ取った勝ち点6だ。
上手くいかない試合の後半には必ず杉本竜士が出てきて流れを変えてきたのだが、そんな馬鹿げたショーが風間監督の好みじゃないからなのか、怪我の影響なのか分からないがある時から出番を失う。
最後には突然坊主頭になったり、イケメンオブザイヤーになったりとピッチ外で大活躍。
玉田の舎弟なので、なんとかコネで残留してほしい。


28 玉田圭司 28試合6得点

帰ってきた名古屋のイケメンストライカー。
玉田圭司の復帰はもちろん興奮するニュースだが、ピークはとっくに過ぎた選手では?という不安もあった。
しかし蓋を開けてみれば、むしろ上手くなっていたので驚かされた。
得意のドリブルは前を向けばファウル無しでは止められず、見事なバランス感覚でディフェンスを背負うプレーもこなす。
さらにはスルーパス能力が覚醒し、崩しの中心として活躍。
八反田とともに負傷離脱した期間は一気にバカっぽいサッカーになったので、玉田の存在価値を痛感することとなった。
似たようなタイプのシャビエルが加入してからは存在感が薄くなったが、来季もジジイ版シャビエルとして活躍してほしい。


30 松本考平 0試合0得点

傷だらけの大卒ルーキー。
松葉杖をついて新体制発表会に出席し身体を心配された松本は、そのイメージのまま再負傷してシーズンを終えてしまう。
体格がよく、高校球児っぽい見た目からはなんとなくパスサッカーに合わなそうな雰囲気が漂う。
まずは怪我を治して、パスサッカー顔になれるよう頑張ってほしい。


38 永井龍 23試合6得点

長崎から加入したイケイケドラゴンストライカー。
開幕戦で2ゴールを決めるというロケットスタートを切った永井は、その後もスーパーゴールを連発。
今シーズンの攻撃の要になることを誰しもが確信していたところ、長期負傷離脱をしてしまう。
やっと怪我から復帰した永井は浦島太郎状態。
周りのパスサッカーの精度が向上し、イケイケ系ストライカーが馴染めない世界になってしまっていたのだ。
それでも風間監督はたびたび彼に出場機会を与えたがボールロストを繰り返すだけで全く上手くいかず、ダゾーンのハーフタイムにけん玉を披露するだけの存在になってしまった。
テクニックはないけど一発がある永井と、テクニックはあるけど一発がない押谷がフュージョンしてくれたら良い選手になりそう。


46 大垣勇樹 0試合0得点

来季の加入が決定した現役高校生。
出場機会こそは無かったものの練習に参加するとすぐさまベンチに入れられ、風間監督がもともと在籍してる選手たちを遠回しにdisっていた。












以上、合計38名の選手を振り返ってみました。
多いな!

こうして振り返ってみると、かなり多くの選手がチームに加わり、そして離れていったことが分かりますね。
風間監督の特殊なサッカーに振り回される選手たちを眺めるのは時に楽しく、時に苦しいものでした。
私はそんな風間監督のサッカーが、そしてチームマネジメントが大好きですし、中毒なのです。
来季も絶大なる信頼と、リスペクトを名古屋グランパスに送ります。


















和泉竜司のサイドバックでJ1を制覇しようぜ名古屋!!!!
























ー終わりー