ゴミ屋敷に花を飾り続ける彼女 -2ページ目

片付けていくから この何十年も言い続けている約束はどこに?

 

 このゴミ屋敷に来てからの事は飛ばしながら簡約する。

以前、居間を片付けていた頃よりも物は増え一階の三部屋は

埋め尽くされ、もう一人では手の付けようがない状態だった。

二階の二部屋のひとつには、蜂が屋根裏に巣を作り、それを駆除

して駆除剤をまいた時のままで、ゴミが積み上げられていた。

今回は業者に頼み一緒に片付ける事を条件に少し値段を

べんきょうしてもらった。

蜂部屋の片付けは、前回居間を片付けた時より更に身体に

支障をきたした。家に帰ると涙が出続け、頭痛と吐き気で三日は

動けなくなった。

業者の人達には大変お世話になった。

だが、一階の掃除にとりかかり、彼女のヒステリーが酷くなっていき

業者の人から

「私たちはもうこれ以上立ち入れません」とさじを投げられた。

この詳細はまたいつか、書ける日がくれば書いていこう。

 その後、兄弟や姉弟や兄妹もそれなりに尽力してくれたが、

最終的に、一階は彼女が「私が少しづつ片付けていくから」

といつもと同じ結果で幕をとじた。

この詳細はいつか又、書ける日がくれば書いていこう。

 

 ゴミ屋敷に引っ越してからすぐ私は彼女が又おかしな

行動をしている事にすぐ気づいた。

又、彼女は、無駄買いをしていた。今度は健康食品だ。

≪税務署≫問題であれだけ痛い目にあっても彼女は懲りていない。

今回は前回のように高額ではなかったが、それでも二百万弱の

金額を購入して更に購入しようとしていた。

≪税務署≫の時処理してくれた兄妹はもう呆れきっていた。

今回は私が処理にあたったが、父に何でなにもいわなかったのか

問いただすと前回と同じで「気付かなかった」と言う。

気付かない?こんなにしょっちゅう夕方から出かけているのに?

とにかく彼女にやめろと促したが、彼女は

「私はこれがあればもう病院に行かなくてすむようになるのよ!」

と癇癪をおこした。

健康食品を抱え込みながら「絶対返さない」と粘る彼女に、

父が昔のように叩いていた。だが父も年を取ったな、へなちょこ

パンチをあびせる程度だった。

何度も彼女に買ったものをだせと言い、やっと数日後にその商品を

小出しに私に渡してきだした。

彼女はチラシでその健康食品を見つけ、その業者が借りていた家で

近所の人達を集め説明会を聞いたそうだ。

私はそこを探し出し、その業者と話した。

「なに年寄り騙して薬売りつけている?彼女はこれを飲めば病院

行かなくて良くなるとか言ってる。せこい商売しているんじゃないよ」

最初は怒ったが、その担当者は今でいう半グレのような青年で

あったが見た目はきちんとしていて対応してきた。

話し合った結果、今まで飲んだ分は返せないと言われたが、

最後の日に兄妹が来てくれ話をまとめてくれた。

 

 その時、兄妹と父との間で税務署問題の後、「彼女を禁治産者に

する事は諦めるからきちんと彼女と金の管理をする」

という約束を二人の間でしていた事を知った。

ノートに家計簿をつけること、彼女に金は要る分だけしか渡さない事

それを約束していたそうだが、二人とも全く約束は守っていなかった

それどころか、二人は昔から何も変わるどころか、状況は更に

悪化していたのだ。

これも 余裕ができた時に詳細を書き足していきたいと思う。

 

令和二年ウイルスが流行り

3月20日 自粛要請
4月05日 緊急事態宣言

4月17日 特定警戒都道府県 全国 緊急事態宣言 だろうか?

 

こんな状況でも彼女は、健康体操教室に通い続けている。

教室だけだったら、二時間たらずで帰ってこれるはずだが

昼から出かけ、遅い時には夜半過ぎまで帰ってこない時もある

自粛要請が出てもなお出かけ続ける不審な彼女に

久しぶりに声をかけ尋ねてみた。

 

「こんな時 に出かけて何時間も何をしているのか?

 本当に健康教室に行ってるだけなのか?

 ウイルス関連で自粛要請がでているが、どういうつもりなのか」

 

彼女は待ち構えていた様に、歪んだ笑みをうかべながら

「変な所なんかいってませーん」と小声で皮肉めいた言い方で

返してきた。自粛要請の事については答えるつもりがない様だ。

 

流石にその教室も四月二十二日からやっと自粛に踏み切った様で

彼女も   四月二十日頃からやっと自粛しだした。

 

今も彼女はゴミ屋敷の事は一切せず家事もしていない。

大好きな庭いじりと玄関から見える範囲の

ゴミはそこから見えない様、別の場所に押し込みながら

 

          ゴミ屋敷に花を飾り続けている