壁に飾った
おじいちゃんの写真に
目がいくと
「あ、
この人はもういないんだ…。」
って悲しくなる。
あの小柄で
働き者の皮の硬い手をした
細身な姿は
世界中、
全宇宙どこを探しても
もういない。
この言葉が
しんどいな!( ;∀;)
「器」から離れただけで
魂はある。
ただ
姿が見えないだけ、
声が聞こえないだけ。
それが
めっっっっっちゃ
悲しいんよな!!!
おじいちゃんが
亡くなった直後に
襲った恐怖って、
「大好きなこの姿が無くなる」
怖さやったんやわ。
地球にいれば、
火葬をせんでも
役目を果たした身体は
いつかは無くなる。
それが
無意識に分かってるから
怖かったのかもしれんな。
不思議なもんで
焼いて骨になると、
遺体の時の
「もしかしたら起きるかも」
「名前、呼んでくれへんかな」
っていう希望が
バツンと切られて、
どこか
腑に落ちるっていうか
受け入れたっていうか
「もういない」って
感じさせられた。
その人を
五感で感じられへんって
悲しいな。
「別れる」とは
また違った悲しさ。
別れただけなら
まだ地球のどこかに
いるかもしれんけど、
死んだら
もうどこにも
いないんやもん。
しんどいなー。
誰かが亡くなると、
「死は必ず来るものだから
悔いなく生き切りなさい」
って決り文句のように
言うけど、
すぐに
その段階には
進めないって(;´∀`)
大好きな人が
この世界から
消えてしまった事が
ツラくてしんどい。
この感情に
しっかり浸かりきらんと
次の段階には上がれんって。
お風呂みたいに
肩までしっかり浸かって
出すもの出し切ったら
いつかは上がれる。
(逆に
ここでしっかり浸からんと
感情に蓋なんてするから
いつまでも引きずる事に
なるんよな~)
風呂上がりみたいに
スッキリとはいかんでも、
感じ切っていいって
許可を出したんやから
そのうち
進んでもいいって
許可も出せるわ(´∀`)
【STORES】
【BOOTH】
【みつきに投げ銭】