私が「本音・心の声」を聴いたのは
4年ぐらい前。
聴いたっていうか、
勝手に口から出てきて
私自身が驚いた感じ(笑)
当時は、
親の扶養から抜けて
大学の奨学金や年金などを払うため
深夜のレジのバイトをしながら、
商業誌でのマンガ家デビューを目指して
マンガを描いていた。
バイトの合間に
マンガを描いては
深夜バスで東京へ行き、
何社もの編集部に持ち込んで
添削をしてもらい
担当になってもらえるか
賞に応募させてもらえるか
品定めしてもらっていた。
人見知りで
人間慣れしていないのに
めちゃくちゃ頑張って
行ってたんだよ!
当時の私を
褒めちぎってあげたい!!!(ノД`)・゜・。
ありがたい事に
「うちの雑誌の賞に応募する?」
と言ってもらえたりしたけど、
添削では
「何が面白いの?」
「絵柄を今風の絵に変えて」
「アクションよりほのぼの系にしたら、
担当になります」
など…、
編集さんも売り物になるかどうか
見定めてるだけなんやろうけど、
私からしたら
その言葉たちは「全否定」に聞こえたの。
もう身も心もボロボロ…((+_+))
そんな中でも
「担当になりますよ」
って言ってもらえたけど、
蓋を開けたら
ネームの添削はしてもらえず、
賞に応募して落ちても
「次頑張って」と他人事。
今思えば、
「商業誌でマンガを描くの向いてないよ」
ってサインなんじゃないかってぐらい
運に見放されてたね(笑)
どんなストーリーを描けばいいのか…
どんな絵にすればいいのか…
このまま結果も出せず
深夜バイトを一生続けるのか…
本当にマンガ家になれるのか…
もうどん底!
あの頃は
マンガどころか
絵を描く事自体が楽しくなかった(^^;)
そんな時、
友達とお伊勢参りに行ったん。
伊勢に向かって
高速道路を運転しながら
人生相談をしてもらってて、
「本当は何がしたい?」
って聞かれて
頭で考えようをしたとき、
「…マンガが描きたい…」
って口から出たん。
走行音にかき消されるぐらい
ちっちゃい声で!!!
これが
初めて「本音・心の声」を聴いた時!!
絵を描くこと自体、諦めてた私を
心の声が止めてくれたん
今なら、そう思える(*^^*)
それにその後、
新たに描いたマンガが
商業誌で受賞し、
2作掲載され
マンガ家デビューもできた!
その時に出会った担当さんから
「絵柄で悩まないで」って言ってもらえ
ホントに心が軽くなったん(*^^*)
きっとこの人に
巡り合わせるための
心の声やったんやわ。
連載のお話をもらったけど、
結局、雑誌がなくなることになって
連載の話もなくなり、
担当さんともお別れしたけどね
私は商業誌では
ムリやったかもしれんけど、
今の時代は
SNSでもマンガを発表できる。
「そこだけに縛られないで」
って未来の私が
教えてくれたのかもしれない( *´艸`)
その時は
何を言ってるのか分からないけど、
絶対いい方向に向かわせてくれるのが
心の声やと思ってる。
やから
普段から些細な事でも
心の声を聴こうと努力する。
「今、何飲む?」レベルから( *´艸`)
その声を聴けるように
余裕をもって生きていくのが
今の目標(*^^*)