健康で長生きするためには



60歳以降に欠かせない男性ホルモン

 60歳以降は、ホルモンにも大きな変化が生まれ、性的な関心事についても個人差が出てきます。ただ、60代の方がいくつになっても若々しくいるためには、男性ホルモンの存在は欠かせません。男性ホルモンが減ると、まず物事への意欲が衰えますし、筋肉も減っていきます。性的に枯れた人は、普通の人よりも早く体にガタがくるので、見た目年齢も老けていきます。

 女性の場合は、閉経後のほうが男性ホルモンは増えるため、よりアクティブになり、人付き合いにも積極的になります。体毛なども濃くなっていくので、ヒゲなどが生える人もいます。シニア女性が元気だといわれるのは、まさにこうしたホルモンの影響があるのかもしれません。