ついにJapan as No,1の日本的経営は崩壊して、完全にアメリカ丸パクリの時代が来る。

なんといっても、経営者にとっては人件費は悩みの種、若者は良いけれど中堅あたりからハズレ社員がで始める。

パレートで言えば八割は平民だ。
ここをクビにしてでも入れ替えたい
そんな経営者が堂々とそして自由に差し替える手段として画期的なのがJOB雇用制。

まー仕組みとしてはアルバイトと同じ。
所属性が薄まり、自分のスキルを活かせる職場を無表情で探せば良い

要は能力のある人がきちんと得するようにしよう、年功序列を消し去ろうってこと。

チャンスかと思いきや、冷静に考えて欲しい、ここで言う能力とはその会社の仕事ができるという意味ではない
市場性の高いスキルだ

営業、ITを中心にジョブ毎に高いスキルを持たねばならない。
自分より高い中途採用がバンバン来て、いられなくなり、給料の安い会社に転職するという人材流動が高まるのも狙い。

日本企業の雇用が適材適所になっていく
特に45歳定年制が突然出たことからもわかるように、ターゲットは45以上のミドルシニアだ、DXにはここの層は不要と考える企業が少なくないことを意味する。

年功序列には意味があった、昔は経験年数が重要だったから、今は逆だ、新しい技術についていけるデジタルネイティブの白ロムを集めて、精鋭化するのが勝利への道。

さて、そういうわけで今後は45歳で捨てられないキャリアデザインをきちんと持つことが重要になる。
できれば人を道具のように考えるそういった経営者を離れ、起業するのが正解となるだろう。

GAFAが登場しても大企業が、潰れないのは質を量で補ってきたから、日本企業が日本的経営を捨て、ジョブ型に移行したら、優秀な社員は外資に流れるか起業する。

大企業の力を借りるメリットがなくなるからだ、大企業ではジョブが細分化されるので、ろくなことが学べない、権限ももらえないしチャンスもない。

ジョブのとり方をどう取るかにもよるが、スキルで見た時に、その範囲は重要だ。
わかりやすい例で言うと人事のスキル。

私は人材育成の知識と経験を重ねてきた、だから育成スキル。
しかし、企業が求めるのはそんな狭いスキルではない

人事スキルというのは
人事制度、評価制度、採用、教育、労務、、、等々全てに通ずるスキルを得なければならない。
もちろん若いうちは単品で良いが、45歳超えたらどれでもできる必要がある。

営業やエンジニアも同じ、むしろ最新の知識が必要な分だけ、さらに厳しい選別に合う。

営業はバカ売りして結果を出したからといって、スキルがあることにはならない
実績は大事だがジョブ型は、明確に定義されたジョブに適合してるからどうかで、スキルは再現性のある型として見えなければいけない。

何を心配してるかって、日本人は奥ゆかしさが魅力なのだが、ジョブ型はそれを許さないシステムだからだ。
今の職制でマネージャーの人が、速攻庶民に落ちるだろう、スキルで配置して実績で選別する仕組みにならざるを得ない、経営者の目論見通りになる。

企業がそう割り切る仕組みをいれてくるのだから、こちらもきちんと割り切っていかねばならない。
何しろスキルをみえる化することと、スキルにならない仕事は断る、これが生き残りの道でないだろうか?

そう、断れない人はスキルアップしないし、潰れるだけ、アメリカ人のようにきちんと主張し、会社と対等に渡り合えなければ、アメリカの雇用制度に適応できるはずもない。

とまー綺麗事にならないように、かなり私見でリアルに語ってみました。
なんとなくイメージとしてはリクルート社みたいに、40代で独立できる会社って感じかなと。


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ジョブ型」雇用とは、企業が人材を採用する際に職務、勤務地、時間などの条件を明確に決めて雇用契約を結び、雇用された側はその契約の範囲内のみで働くという雇用システム。 そのため別部署への異動や他拠点への移動、転勤はなく、昇進や降格も基本的にはない。