【連載】人のビジネス能力を構造で考える


第1回正しい人事評価って、できるのか?


人のビジネスにおける必要な能力とは?
そして、企業における評価とは?


正しい人事評価って、できるのか?

― 人のビジネス能力を構造で考える ―


正しい人事評価は、できるのだろうか。

評価される人と、されない人を長く見てきて、
その差が「能力」だけで説明できたことは、正直あまりない。

にもかかわらず、私たちは評価を語るとき、
人のビジネス能力をあまりにも単純に扱いすぎている気がしてならなかった。



能力がある/ない、という雑な問い

よく聞く話がある。
• 学業では優秀だったのに、仕事では評価されない
• 逆に、学歴は普通でも仕事ができる人がいる

こうした話は、だいたい
「学歴と仕事は別だよね」
という一言で片づけられる。

でも、それで本当に説明できているのだろうか。

能力があるか、ないか。
頭がいいか、悪いか。

こうした二分法では、
現実に起きていることがどうにも説明できない。

なぜなら、
同じ人が、ある環境では高く評価され、
別の環境では評価されない
という現象が、あまりにも多いからだ。

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