夢の中の君へ | 逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

ボスザウルスの隠れ家から「逢えるじゃないか また明日 PartⅡ」に変更しました。yahoo!ブログの閉鎖に伴い、アメブロに移動し、合体させました。引き続き宜しくお願いします。

ただ今編集中に付きしばらくは不完全ですので宜しく。

イメージ 1

君はいつも夢に出てくる

中央線の何処かの駅のすすきの生えた大きな広場
その近くの木造の家の二階に君がいる様な気がする
だけどいつも会えない
君の存在がそこにあるのに

高層階の非常階段を上ったところに君の家がある
らせん状の階段をのぼってその階にたどり着く
しかしいつも扉が見つからない
君の存在がそこにあるのに

酒場が何軒か続く通り
いつも行く店を通り越して君を探す
また戻るが道がY字路
どちらに行けば良いかわからず行ったり来たり
いつの間にか酒場が何軒か消えている
何を探して歩いているのか

君の存在は50年も経った今での忘れない
だけど顔を思い出せない
名前は覚えているが漢字では書けない
沢山の出来事の一つ一つが消えていく
今思い出せるのは幾つかの事

その時は大事だとは思わなかった
だけど今思い出せるのはその頃の小さなこと
とてもとても小さなこと
それが一番大事だったのかもしれない

君の存在は今は夢の中だけ
会いたいと思っても気ままに会うことはできない
いつまた君の存在を確かめられるだろう

そのうち全部消えてなくなるんだな