今年もテーマは変わらない「miageru」
「miageru」ってなんだ? と思うかもしれないがローマ字読みすればよい
「みあげる」であり 「見上げる」なのだ
昨年 テーマを「miageru」として写真を撮り始めた
今まで何枚となく撮り それを載せてきてはいるが 満足する写真など今まで一枚もない
ただ
「見上げる」とう行為をしてからは 何か今までとは違う 新鮮なものを感じる事がある
だが それが自分にとって有意義な事なのか?と問われても そんなものは何もない
カメラのファインダーを覗くと また視野が狭まって不思議な感覚になる
上を向いて歩こう
そんな歌があった事 今これを書きながら思い出した
何も「上を向いて歩こう」を実行しようなどとは思っていない あくまでも「miageru」なのだから
ファイルの中には 今まで使っていない「miageru」の写真が沢山溜まっている
それらは ドンドン鮮度がなくなるから きっともう使う事もないだろう
そんな中に 東京銀座の裏道を歩いていた時に 思わず出くわした構図がこの写真
ビルに挟まれたその場所には陽は当らないが 電波塔は光り輝いていた
裏道に おじさんがいた事など 写真を見るまで気がつかなかった
まるで 天国と地獄のように撮れてしまった