変な経験 | 逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

ボスザウルスの隠れ家から「逢えるじゃないか また明日 PartⅡ」に変更しました。yahoo!ブログの閉鎖に伴い、アメブロに移動し、合体させました。引き続き宜しくお願いします。

ただ今編集中に付きしばらくは不完全ですので宜しく。

 
長い事生きてくると いろいろな経験をする
 
それは 人に面白おかしく話が出来るものもあれば 他人には知られたくないような経験もある
 
テレビを見ていて 面白くもないが ある事を思い出した
 
 
 
題して『野ゆき山ゆき海べゆき』
 
西武セゾングループの一つだった西友では 映画製作にも参入していたころがある
 
「本覚坊遺文 千利休」「式部物語」「嵐が丘」「次郎物語」「人間の約束」などがそれで
 
その殆どは 映画公開に合わせて チケット販売が社員のノルマになったから
 
映画を作ったといっても 喜んだ事など一度もなかった
 
そんな中 「人間の約束」が作られた時に こんなエピソードが私にはある
 
 
 
「人間の約束」の試写があると言うので 見せてもらう事にした
 
それは一般的な試写会ではなく 初号とか二号とかのスタッフ用の試写会で
 
場所は覚えていないが 現像所の試写室か そうした試写室のある場所だった
 
予定の時間ギリギリに到着したので あわてて試写室を探して入場
 
すでに試写室は真っ暗で上映が始まっている
 
まったく恐縮しながら 暗闇の中 空いている一番前の席に一緒に行った後輩と座った
 
なにか白黒映画で 思っていた映画とは様子が違うのだが そのまま見続けた
 
すると10分程度で終わってしまって 会場が明るくなった
 
そして後ろを向くと 全員がこちらを見ている その中にヒゲの大林宣彦間監督の顔も・・・
 
おぉ~~~間違えた!
 
試写室は幾つかあって 
 
私たちは既に始まって終わりに近かった「野ゆき山ゆき海辺ゆき」の試写室に入っていたのだ
 
いやはや 流石に居たたまれず こそこそとその場を立ち去ったのでした
 
 
 
その後「人間の約束」を無事鑑賞したが その事が気になって気になって・・・(笑)
 
吉田喜重監督とも お話をしたのだが その時の内容などは全然覚えていない
 
そして今日 初めて「野ゆき山ゆき海辺ゆき」をCSで全部見る事が出来た
 
見る機会はこれまでにもあったのだが 
 
この事があって 何か見てはいけない様な気になっていたのだ