石垣を眺めて | 逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

ボスザウルスの隠れ家から「逢えるじゃないか また明日 PartⅡ」に変更しました。yahoo!ブログの閉鎖に伴い、アメブロに移動し、合体させました。引き続き宜しくお願いします。

ただ今編集中に付きしばらくは不完全ですので宜しく。

今回行って来たお城です 岡山城・高松城・備中松山城・赤穂城


岡山城(岡山県)野面積み石垣

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岡山城(岡山県)打ち込みハギ石垣

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岡山城(岡山県)切り込みハギ石垣

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高松城(香川県)野面積み石垣

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備中松山城(岡山県)野面積み石垣

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赤穂城(兵庫県)切込みハギ石垣

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実は私は城好きである

以前にも何処かで書いたが 中学一年から好きになった

何故好きかは 先日親戚一同に話をしたので ここでは止める事にする(笑)

好きがこうじて 中学高校と文化祭があると一人で個人発表していたし

日本城郭協会なる協会にも 最年少の会員になっていた



だからと言って お城に詳しい訳ではなく ただ城郭を眺めているのが好きなのである

特に石垣が良い 石垣を見ているのが好きだ

先日の旅行で4つのお城を見ることが出来た

「おやじさん さっき見た石垣とは違うんだけど判る?」

ブログで知り合い 今回いろいろ案内していただいたブログ仲間のおやじさんに聞いた

全然判らないと答えが返ってきた それが普通かもしれない

そんなおやじさんの為にもと 今回石垣を取り上げてみた次第である



実は 岡山でとても気になっていた事がある

岡山城内の石垣の積み方が 場所によって違うのである

これは面白いと写真を撮ってきたのだが やはり三種類の異なる積み方をしている

石は犬島から調達されたと書いてあるが 犬島が何処にあるのかは知らない



野面積みは 城主の宇喜多秀家が最初に積んだ石垣で

打ち込みハギは 朝鮮半島での大勝利を得て 石工を連れて帰り

新しい手法の積み方として 全国でも早くにこの技術を取り入れた石垣

切り込みハギは 小早川秀秋の時代に組まれた物である

この写真に見られる巨石は 大阪城の巨石とまではいかないが 珍しい石垣である

一つの城郭で 三種類の石垣が見られるのは もしかするとこの城だけかもしれない



香川県の高松城は 天守閣を現在持たないが 

堀に海水を使う全国でも珍しい海城

天守台の石垣は 現在発掘調査と組み換えが行われていた

石垣自体は低いが とても落ち着いた風情のある城だった



備中松山城は 日本一高い山城で 天守も現存している

車で嫌と言うほど登って 更に徒歩で30分も歩く城だ

そこで見た石垣が凄い! 臥牛山の石を使うのだが天然の巨石を利用している

山を登ってくると その壮大な石垣が迫ってくるようだ

ただ 年々石垣が動いており 何れ倒壊する危険性があるのだそうだ

行くのが大変だが この城は是非観て欲しい城である



赤穂城は忠臣蔵で有名な浅野家の城である

天守閣は現存しないが 天守台のある本丸跡は実に大きく

二の丸三の丸と見てゆくと とても大きな城郭である事が判る

石垣は切り込みハギでとても綺麗な石垣

城跡の現存物は少ないが 優雅な城郭跡をノンビリ歩くのも良いかも知れない



興味のない方には申し訳ないが お城の記事が増えそうな予感がする(笑)