ハワイの夜 | 逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

ボスザウルスの隠れ家から「逢えるじゃないか また明日 PartⅡ」に変更しました。yahoo!ブログの閉鎖に伴い、アメブロに移動し、合体させました。引き続き宜しくお願いします。

ただ今編集中に付きしばらくは不完全ですので宜しく。

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                                         鶴田浩二・岸恵子


この映画は1953年(昭和28年)の作品

50年代の日本の芸能界 断然一番の人気俳優は「鶴田浩二」

端正な顔立ちは 東映やくざ映画しか知らない年代には 想像出来ない位の美しさだ

ブロマイドの売り上げも勿論ダントツで一位   

ちなみに二位が池部良で 三位が長谷川一夫だった

いかにも物知り顔で書いているが 実は私の幼児期だから資料を参考にした(笑)



岸恵子もまた 日本人離れしたスタイルと美貌の持ち主

歳をとられた現在でも 美貌は衰えていない

この映画で 鶴田浩二と岸恵子は恋愛関係になるが

岸恵子の所属する松竹の許しは出ず 鶴田浩二は自殺未遂まで起こす事になる



当時のハワイは 今と違い憧れの地

日本人が簡単に行けるところでもなく「ハワイの夜」などと云う単純な題名でも

戦後の復興を目指す日本人にとっては 夢のまた夢という 大きな憧れであり

その夢を見る為に 映画館に足を向けたのである

海外ロケ映画と言う事もあり 映画は大ヒットする



鶴田浩二という俳優さんは 中々好きになれなかった

俳優として云々より 何か得体の知れない暗部を持った人と感じていた

それは特攻隊の生き残りと言う事もあるだろうし やくざとの繋がりもあるだろうし

若くして日本のトップ俳優になってしまった オゴリも感じてしまう

更には女性問題もあるようで 子供だった私には 彼の全てがダーティーに見えていた



この映画を観る機会を まだ得ていないが是非観たいと思う

元祖二枚目俳優 鶴田浩二と岸恵子共演となれば

当時も今も 映画を観たくなるのは当たり前の話である