香川京子 | 逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

ボスザウルスの隠れ家から「逢えるじゃないか また明日 PartⅡ」に変更しました。yahoo!ブログの閉鎖に伴い、アメブロに移動し、合体させました。引き続き宜しくお願いします。

ただ今編集中に付きしばらくは不完全ですので宜しく。

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昔から 身内のおば様のような気持で この方を見ていた
とても親しみを感じる女優さんの一人である
飛び抜けた美人女優さんと言う訳ではないが きっと心も美しい人だろうと思っている

新聞広告で見たオーディションで 私が生まれた年に 当時6千人の中から選ばれている
1950年に新東宝からデビューだから 間もなく60周年を迎える訳だ
東宝専属の女優さんだと思っていたが 早くからフリーで活躍され
その結果 映画会社に関係なく 各社の巨匠達の作品に出ている

今井正「ひめゆりの塔」成瀬巳喜男「おかあさん」
小津安二郎「東京物語」溝口健二「山椒大夫」「近松物語」
そして黒澤明「どん底」を皮切りに ほぼ準レギュラー

印象に残る映画は 数多くあるが 私は昨年見た「人間の壁」が好きである
59年の山本薩夫監督作品 原作は石川達三
若い女教師の役だが とても魅力を感じてみた
もう一本は 黒沢明監督の「まあだだよ」
法政大学のドイツ語教師内田百閒の妻役を演じたが 存在感抜群だった
演技とは 「台詞を上手く喋る事にあらず」とつくづく感じてしまった

いまだに素敵な女優さんとして活躍しているが
歩んでこられた映画界の話 巨匠達の話を 是非聞いてみたいものである