包装紙が届けるもの | 逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

ボスザウルスの隠れ家から「逢えるじゃないか また明日 PartⅡ」に変更しました。yahoo!ブログの閉鎖に伴い、アメブロに移動し、合体させました。引き続き宜しくお願いします。

ただ今編集中に付きしばらくは不完全ですので宜しく。


ボスザウルスの隠れ家  Bosszaurus


最近は、スーツなど着ることがないし、本社員ではないから社章などはない。

ただ仕事場で着るユニフォームなどには、しっかりとした社の印がある。

いわゆるロゴマークというもので、かなり目立つ。11月からこのユニフォームが

新しいものに変わることになった。

現在の仕事場の60人近くが、一人4枚としても相当数のユニフォームを持っていて

それらは、古い新しいにかかわらず破棄せねばならない。

まだ一度も手を通していないモノもあり、捨てるには忍びないのだが、

ロゴマークがあるがゆえに、普段着ることなどもできない。

それこそ昔なら、野良仕事用に着るのだろうが、野良仕事などはない。

飲んでいて、スーツの襟章の話になった。

いつも四、五人で飲んでいたのだそうだ。時として人に見られたくない所に行ったり

話を聞かれていて、どこの社員か判るのを避けなくてはいけなくて

あわてて襟章を裏返したなどと話をしてくれた。

その方の元の会社は、誰でも知っている会社だし、マークを見ればすぐわかる会社だ。

ステータスとして、胸を張って付ける時もあれば,コソコソと外すこともある。

なんとも厄介なものでもあるようだ。

会社のデザインというものは、あまり意識しないが重要な事が良くわかる。

名は体を表すというが、社名ひとつでその業態が判るのが一番良い。

私の友人で美容院をしている男がいる。彼の店の名は「髪切り部屋」と言う。

もう一人、自動車修理工場をしている男がいる。彼の店の名は「車工場」

どちらも、店名を聞いただけで業種が判る、素晴らしい名前だと思っている。

パンフレットを作るデザイン会社がある。 http://www.artandscience.jp/

いかに企業におけるデザインが重要なのか、改めて思い起こさせる。

三越の赤い包装紙は、プレゼントしてくれた人の真心を感じる。それはなぜかと言えば、

その包装紙に含まれた伝統や格式といったものを感じるからだ。

それは、高島屋のバラの包み紙でも同じことが言える。

その企業のステータスを、一枚の包装紙が表すのだから凄い。

詳しくは判らないが、そんな期待のデザインを作り出しそうな会社である。

偶然見つけた会社だが、気になって仕方がない。