本日は犬山城へ
犬山城は別名 白帝城 とも呼ばれています。
荻生徂徠が李白の詩 早發白帝城 から名づけたと言われています。
朝辭白帝彩雲間
千里江陵一日還
兩岸猿聲啼不住
輕舟已過萬重山
朝早くに朝焼け雲のたなびく白帝城を出立し
江陵までの千里の距離を一日でかえってきた
両岸でないている猿の声がまだ耳に残っているうちに
軽やかに舟は幾万に重なる山々の間を一気に通過してしまった
中国語読みすると韻がきれいに聴こえるのでしょうね。
犬山城は天守以外 以降はあまり残っていません。
かつての堀を渡り 矢来門跡を通ります。
かつてはここに 松の丸門 がありました。
黒門跡には門礎がひとつ残っているのみ
石垣を登っていきます。これはなかなか風情がありますね。
犬山城は 松山城と同じ 平山城 です。
平山城 とは平地の丘陵部につくられた城のこと
主に山頂に天守があり 本丸や二の丸は 山や丘の中腹やふもとに作られることが多いようです。
松山城は天守まで登ろうとすると一時間近く歩かねばなりません。
犬山城はほんの5分程度で山頂まで登れます。
本丸門跡に到着です。
現在の門は昔のものとは異なります。(復元されていません)
どうして犬山城が国宝なのでしょうか。
松山城が国宝なら納得なのに 犬山城の何が国宝なの?と思ってしまったまゆちび
つづきは次回に
昔の本丸門は外側が鉄で防御されていたので鉄門と言われていました。