今回はちょうど制作完了したアニメーションミュージックビデオ"Narrative"を使って、

ちょっとだけアニメの作り方の裏側をご紹介。

完成版は、ぜひYouTubeでご覧ください。

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走る女性。
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レイヤーというものがこんなにたくさん。

レイヤーは、層 という意味です。
一枚の絵の中にすべての線と色が存在すると修正したりするのが大変だし、

何回もすべてのパーツを書き直さなければいけなくなってしんどさが増します

(ただでさえ、4秒程度のシーンを完成させるのに2時間弱かかっております('ω'))。

まあ、かき上げて完成したときの達成感はめちゃめちゃすごいですが。

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ベースの輪郭。これを最初に描きます。
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影のレイヤー
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顔のレイヤー
ココだけ別に描くことで、顔が大きく変わることがなくなり、何度も描きなおす必要もなくなります。瞬きなどの動作を後から追加しやすくなります。
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服や髪のしわなどです。
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全部重ねて色を付けます。影を薄めると、こんな感じになります。

あとは、この一連の動作を、コピーして、逆から並べ替えたり、伸ばし切った手のシーンのみ倍にしたりすると動画が完成します。

作業は大変ですが、かなり旧式のiPadProと、Corei5、メモリ16GBのPCで、動画編集ソフトCyberLink Proを起動しても、動画を完成させられます。

 

 

 

 

 

 

私たちが意味を求めるのは、わからないから。

2000年前。私たちは、今では当たり前のことを何も知らなかった。
嵐は神の怒りで
病は悪鬼の呪いで
不作は悪行への罰だった。


でも、完全に知らないのは不安定で、不安で、大きなストレスになる。
だから私たちは、とにかく存在を概念化(=わかるように言葉にする)して、信じていた。
(現在、何となくの不安を言葉にして書き出したり、腹の立つことに適当に名前を付けたりすることで
ストレスが軽減されるということは確認されている。)

言い換えれば、世の中を信じやすかった。
信じるだけの動機がたくさんあった。
だから、自分の精神を安定させやすかった。
それは「わからない」範囲がずっと広かったからで
その分、「意味を作り出す余地」が多かったから。

未来が予測できないことも、過去を変えられないのも
いつの時代でもそうだったけれど、
世界の規模からみればあまりに少しだけ、
そして人間から見ればあまりに多く
私たちは、あの頃よりも何かを知ってきた。
考えて、残して、それを今まで受け継いできた。

だから、意味を作りづらくなったと感じやすくなっているのではないか。

でも、どこまで行っても、私たちの理解には限界がある。
私たちには基本的に、言葉と、5感(人によっては6感あるかもしれないけど)で
私たちは世界に触れて、感じる。
道具を使って見える範囲(可視光線)を拡大できるし、数学モデルで物体の動きを記述することもできるけど
私たちに認知できない部分は計り知れない。 それこそ、文字通り、「計り」「知れない」

その私たちに意識と感情と思考、そしてこの「限界」がある限り、私たちは意味を求めることをやめないだろう。

 

 

 

 

 

私たちには”感情”があり、”思考”があり、
そしていまだに解明されていない”意識”というものがある。

そして、私たちにしかない特権というのは、「世界に意味を与えること」だと思っている。

例えば、こんなシーンがある(もしかしたら知っている人もいるかも)

空に見える月は、私たちがここにいようがいまいがそこにある。でも、それに「明るい」とか「きれい」とか

何かを人それぞれの方法で”感じて”、
「明るい」、「きれい」といった意味を私たちそれぞれが与える。

私たちは感情と意識と思考を持つがゆえに、
「意味」というのを求めずにはいられない。

なぜそこに行くのか、
なぜそれが好きなのか、
なぜ生きるのか、
なぜここにいるのか。

だから、いつも自分たちの信じてきた意味が壊れ、
再定義を余儀なくされるような場面は、ストレスで、不安で、
憂鬱にすらなり、その原因を特定して排除しようとすらする。

見知らぬ人がコミュニティに入ってくるとき、
長く一緒にいた人と別れる時、
そして新しい技術が進歩するのを目の当たりにするとき。

私たちそれぞれにとっての意味は、それぞれが決めればいい
何度も壊して作ればいい。

一緒に迷って、一緒に試して、一緒に意味を作っていけるように
これからもベストを尽くしていきたい。

 

(文章は2026年1/1に組長のYouTubeのOfficialArtistChannelでYouTubePostとして投稿したものです。)

All Illustrations, Music, Lyrics by Kumicho.

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私たちが技術の進歩を恐れる理由の一つは
自分の意味が、外から与えられなくなるから」

 

技術の進歩はいつの時代もそうやって私たちを恐怖させてきた。
というより、私たちは大きな変化に恐怖を感じざるを得ない存在です。

 

作業のすべてを技術が行えるようになった時
すべての人が嫌でも直面することはきっと
「自分で自分の意味を決めること」です

人に自我と意識と感情が、(私は私にそれがあるということしか確認できないけれど)ある限り
私たちは自分の一挙手一投足に意味を求めることをやめられないと思います。

 

自分の意味を、自分で再定義するということは
とても自由になるということですが、
自由というのは、全部自分で責任を負うということにもなります。
大きな痛みと責任を伴うから、
考えて検証して、また問うて、とは
とんでもなく面倒で疲れる作業だから
自分について考えるよりも
敵を作って排除しようとする方が簡単で楽で、わかりやすいから。

 

私たちは、自分以外の他者に対してでさえ「意識を持っていると仮定して」関係を作ることしか今のところ、できません。
私は、あなたが感覚と意識を持っていることを、証明できません。
私にそれがあることを、あなたに証明することもできません。


ですが、自己、自我、意識、感情があるから
私たちはいくらでも「意味を作る」ことと、「意味を壊す」ことができます。
ありとあらゆることに「意味を見出す」ことができます。

 

そういう意味で。

もっと自分の感覚に、自己中心的でいいと思うんです。

 

 

 

 

 

 

 

どこかで聞いた方も多いと思われる「マルクス経済学」
その考え方の中核の一つに「労働価値説」というものがあります。(硬い言葉ですね)

 

これは、「物の価値の源泉は、労働である」というものです。
(つまり、商品やサービスが手元に届くまでに、いろんな人がその間で働いているから価値があるんだよと)

 

さてさて、この技術革新が著しい昨今、
AIを搭載したロボットは既に開発され、進化を続けています。
当然、これまで人間が「労働」としてみてきた作業の大半を、

平均的レベルで肩代わりできるようになっていきますね。

 

そうすると、あり得る将来の姿の一つが、

「私たちの誰もが、生きるために働くという必要がなくなる時代」です。

 

これまでは、食事、水、居住空間、電気など、生活に必要な物を交換して手に入れるために

お金が大なり小なり必要でした。

 

しかし、そもそも、自然界に存在するだけであった石油や水、植物やその種などにはもともと「値段」なんてついておらず、それを発見して掘り起こしたり、多くの人が使えるようにしたりした人の働きに見合うように「価値」がついていきました。

(お金の向こうにひとがいる-内田 学さん著- にあったピラミッドと宇宙ステーションの話と同じです。)

 

今後そのような作業をすべてテクノロジーが代替できるようになった時、お金はきっと「選択肢の幅を広げる」という意義を持つものだけになるかもしれません。

(お金がなくても歩いて東京には行けるけど、お金があると新幹線が使えたり、飛行機に乗れたりしますね。)

すると、これまで私たちが価値、もう少し身近に言い換えれば「意味や意義」だと信じていた生き方、時間の使い方が総崩れになります。

 

私たち人間は感情思考意識

(これは定義がはっきりしていませんし、解明もされていませんが-意識の脳科学 「デジタル不老不死」の扉を開く- 渡辺 正峰さん著)(進化しすぎた脳-池谷 裕二さん著-)

をもつ社会的動物で、「安心」を欲しがり、「意味」を求めずにはいられません。

 

私たちは、新しい人がやってきたとき、

違う国の違う文化で育ってきた何かが入ってきたとき、

今までと違うことが起こるとき、

技術が進歩して世界が変わるとき、

大きなストレスを感じます。(Wu, C.-C. (2016). Status quo bias in information system adoption: A meta-analytic review. Online Information Review)


何なら、排除しようとしたり、無理にでもこじつけて敵に仕立て、攻撃しようとさえしますね。

 

これまで価値あるものと信じてきたものが崩れて薄れていく時、

それでも私たちが欲しがるものは「意味」であると思います。

 

誰もがそれなり物を作れる時代、誰もがやろうと思えば情報をすぐに得られる時代。

きっと、その「作る、知る、手助けする」といった「作業自体」に対する価値は薄まっていく筈です。

一方で、強まっていくものは「"この人"がやることに意味を感じる」だとか、

「私は私のこの行動に、こういった意味を与えて満足している」といったことかと思うのです。


当然、意味を作り出すこと、意味を見出すこと、意味を伝播すること、意味を壊すこと、

そういったことにも、多大な価値がおかれていくようになるのかなと考えられると思います。


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イラスト/作詞作曲/ by Kumicho / All rights reserved.


骨格 by Kumicho 


羊頭をぶら下げた軒先で売った
どこの物とも知らぬ肉で稼ぎ酔う者もあれば
目下行く当てのない民案じた慧眼
世の趨勢を憂いひとつまたひとつ成した者もあった

 

善か 悪か 誰が ためか
僕は 君は 誰だ?

 

我ら皆 皮の下はまるで同じ
欲望に怒りまた泣き笑い
何とはなしにわかりあったり
勝手に責め立てて喚いたり
あまりに清潔じゃ嘘くさい
けどなんもないままじゃ甲斐がない
だからとりあえずは君が好き
そんな風に思っていれらりゃ いい

 

そりゃ高尚な願い語る君は眩しいぜ
憧れのスターが輝く光景はほめそやせ
だからってアイツを見下しちゃそりゃ世話ないぜ
好きだっていうだけじゃ飽き足らん性根は
興がないじゃない

 

優しい嘘も 恭順の指導も
最早 僕には いらない

 

咎人、聖者、若人もパパ ママも
隣人も上司も子供たちも
なんかしら信じたいと願うの
なんでも知っているような顔しても
どこのだれで何をしてきたか
何を選び何を捨てたのか
片方から覗いたグラスでは
きっと何一つもわからないんじゃない?

 

逃げられないさ
それが僕らだから
もうちょい何かがわかった気がするよ
君に会いに行こう
なぜかそんな風な雨が降る午後

 

我ら皆 皮の下はまるで同じ
欲望に怒りまた泣き笑い
わかんなくても傍にいてみたり
そんなんが妙に愛しかったり
あまりに清潔じゃ嘘くさい
けどうれしくなるならそれがいい
だからとりあえずは君が好き
そんな風に思っていれらりゃ いい

 

 

 

完璧主義には二通りあるそうで、

一つは「状況が完ぺきになるまでは始めない」というもの。

もう一つは「始めたものの制度を限界まで上げるまで練習や試行回数を限界まで増やす」というもの。

 

一般的には前者は悪い完璧主義、後者はよい完璧主義とされます。

 

「何をするにも尚早」と、決断を先送りにしてしまって

後悔したこと、悔しく思ったこと、深く傷ついたこと

学生時代なんかには特に多かったように思います。

 

このミュージックビデオに関しては、特に白中心の配色が多くて、歌詞が見えなかったり、雪と道路の区別がつかなかったりで描くのに苦労しました。英語版では特に、言葉の詰め方と、韻を踏むことの兼ね合いでものすごく時間をとられた記憶があります。

完成したときの達成感はそれはもう大きかったですが。

 


眠れやしないときに思い出すのは放してしまった右手
戻りはしないとわかっていても拭えないもどかしい

大抵の災難は大胆にかわす術おぼえたけれど
温情と同情をもうちょっと やってられないよな

何をするにも尚早と あれよあれよと漂う都市
相手をしてくれ相棒よ 愛無き時代の合間を抜け 
今日も眠れない

眠れやしないときに思い出すのは見下げた表情の奴
リベンジさえも叶わないほど 知りもしない消えれば良い

戦線の先端は繊細に 睨み合う無言のエンゲージ
高尚も低級もぞんざいに なるんじゃ意味さえ無い

何をするにも鈍くさいと あちらこちらと彷徨う都市
相手を探してのうのうと 愛無き時代の合間を抜け
終わらない嫌いに次ぐ 締まらない試合 どうにも仕方の無いいがみ合いね
むき出しの刃 晒した間柄 何もかもがお見通しね

何をするにも尚早と あれよあれよと漂う都市
相手をしてくれ相棒よ 愛無き時代の合間を抜け
届きはしない想いさえ置いてきぼり こんな所までやっときたのね
嘯く講釈と味わう解釈を続けようどこまでも

 

Period by Kumicho

 


 

 

 

 

 

出発点は確か、「個人が生きることに客観的に誰もが納得できる意味はない」けれど、

「人が人たるゆえんは、自分なりの意味を世の中に見つけること」だから、

自分が満足できるような選択をするのが良い…というような考えだった気がします。

 

ゼノブレイドクロニクルス3という作品の中で似たような話が出てきたのを覚えています。


「あの空に浮かんでいる月は、僕らがここにいようがいまいがそこにある。けれど、僕らがいることで、それに"きれいだ"とか"明るい"だとかという意味付けがなされている。 そういう意味付けが僕ら人間の特権だ」 

そんな趣旨だったと思います。


どちらかというと、英語版の方が言いたいことをよりダイレクトに表現できたような気がしますが、

日本語版ではそれぞれの人が自分の人生に重ねて解釈できる余地が残せたという意味では良い出来だと自負します。


これがいつか、何十億人の人に届くメッセージになればいいと、願ってやみません。

 

 

Paths-道- Music by Kumicho


なんにもないこんな道に立っている僕らがいる
選んだ結果かそれとも否応なくか
ここまで来たんだと誇るには時間がいる
自慢などできるものでないとわかっている

今はもう違う自分
懐かしさが募る
君の声を聴きたくなる
もう会えないと知っている

繰り返すことはなく
どこか終わり探す単純な旅でなく
今日も道は続く
いつか誰もいなくなることも知っている
それでもいいから
証明などないから
君の語る言葉
思い返して
辿るだけ
いつまでも

何にもないこんな場所に立ってる僕らがいる
出会うことになんかしらの運命を見る
それは単純な確率か導きか
それとも僕らがわからぬなにがしかか

今はもう違う自分
純粋さに憧れる
君を思い出す香りがする
また会えなくなっていくのに

先は長く続く
いつか一人で始まったこの旅を終える
避ける術などなく
いつか一人迎える最後を知ってる
それでもいいから
それが僕らだから
君の語る言葉
思い返して
辿るだけ
いつまでも

繰り返すことはなく
どこか終わり探す単純な旅でなく
今日も道は続く
いつか誰もいなくなることも知っている
それでもいいから
証明などないから
君の語る言葉
思い返して
辿るだけ
いつまでも

Lyric by Kumicho

 

 

 

凪良 ゆう さん著の「流浪の月」という作品を読んで、そのままの勢いで制作した作品です。

 

世界は見たいようにしか自分を見てくれない。

 

世界が言う「わかっている」は、私への理解ではなく、彼らのフレームの中で、

「自分は理解者である」という満足を得るためのおためごかし。

 

無言の圧が「私はこうあるべきで、こんな風にふるまうべきで、こんな風に感じるべきだ」という風に私を強制しようとする。

 

標準化されて余裕のない善意に、時には苦しむ人もいる。

 

真実も知らない他者が

自分の普通と常識に照らして

世界をわかった気になる傲慢さこそ

外れ値を排斥する一番の武器になっているのかもしれない

そんな風に思います。

 

メロディとコードだけの段階のときは何のイメージもなくて、しばらく完成しないまま悶々としていました。

最近はこういう時は必ず物語の長く深いゲームをプレイするか、小説を読むかどちらかするようにしています。

未だ何の結果も出ず、焦るばかりで気が滅入ることがたびたびの日常ですが...

 

CRESCENT

月が映る波際あなたと距離を開け歩いている
わかっているはずの二人の間 沈黙が下りてくる
幻想的に過ぎる景色 ゆえにこれを運命と呼ぶ
まるで初めてのような感情を前に戸惑っている

右の耳飾り 慣れぬ輪郭美
色濃い影に 見惚れるように 何も言えないのに...
流す眦に 咲いた淡い赤に
奪われていた 時間がどうか ずっと続きゃいいのに

「The moonlight fell」

強く引き寄せて
視線伏せるまで
額を合わせて
影が重なって
誰もいない海で
何も言わないで
月の引力で
奏でるリズムで


寝静まった世界で纏わりつくような青の中で
二人の間に名前なんかないそれでもかまわない
分かってもらうことは二人既に諦めて長いわ
分からないようにしか分かれない善意におびえていた

世界が優しい なら考えてほしい
好奇と同情 こじつけと理論 わかりやすいストーリー
事実は時として 真実と違うこと
私たちしか わからないこと それがあるということを

「The moonlight fell」

強く引き寄せて
もう放さないで
誰とも違くて
はじかれた二人で
流浪に酔いしれて
ただ傍にいたいだけ
また言葉交わして
確かめた二人で

「The moonlight fell」

強く引き寄せて
視線伏せるまで
額を合わせて
影が重なって
誰もいない海で
何も言わないで
月の引力で
奏でるリズムで

 

 

 

 

 

 

 

理屈はたいていのことにつけられるから

現実に沿うものであるかどうかより、自分が納得できているかどうかに主眼が置かれるのも仕方がない。

一つのものはありとあらゆる角度からことごとく異なって見えて

自分の心を守るために、自分の行為や選択をいとも簡単に正当化できる。

 

事実、自分にとっては正しいのかもしれないし。

 

私には厳密な想いや感情の区別はできない。

だからどこへ行っても愛情なんていつでもあったのかもしれないし

いつからも、いつまでもなかったのかもしれないとも思う。

 

誰か人ではなく

人以外の生物でも

自分がする行為でも

物でも

想いでも

それにたいする愛情を、私はどんな風に感じたのか、どんな感覚に愛情と名付けたのか。 

そんなことを気にしています。

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眠れやしないときに思い出すのは放してしまった右手
戻りはしないとわかっていても拭えないもどかしい

大抵の災難は大胆にかわす術おぼえたけれど
温情と同情をもうちょっと やってられないよな

何をするにも尚早と あれよあれよと漂う都市
相手をしてくれ相棒よ 愛無き時代の合間を抜け 
今日も眠れない

眠れやしないときに思い出すのは見下げた表情の奴
リベンジさえも叶わないほど 知りもしない消えれば良い

戦線の先端は繊細に 睨み合う無言のエンゲージ
高尚も低級もぞんざいに なるんじゃ意味さえ無い

何をするにも鈍くさいと あちらこちらと彷徨う都市
相手を探してのうのうと 愛無き時代の合間を抜け
終わらない嫌いに次ぐ 締まらない試合 どうにも仕方の無いいがみ合いね
むき出しの刃 晒した間柄 何もかもがお見通しね

何をするにも尚早と あれよあれよと漂う都市
相手をしてくれ相棒よ 愛無き時代の合間を抜け
届きはしない想いさえ置いてきぼり こんな所までやっときたのね
嘯く講釈と味わう解釈を続けようどこまでも

 

 

Period by Kumicho 

 



 

 

何が正しいかは"強いやつが決める"ことを、いやというほど見てきた。

歴史を記述するのは勝った者。

勝利者が自らを正義として残し、敗者を悪とするから

正義は勝つ。

 

だから正しさよりも強さが欲しい。

強さが正しさを決めるから。

 

 

理想を果たすまで、諦められない。

見捨てられ、笑われ、散々傷ついて、ひとりになって。

それでも、何年かかっても

諦めたくなかった。

 

ここでやめたとしたら、私を馬鹿にして、否定して、冷やかした奴らが正しかったことになるから。

私を信じた誰かが、間違っていたことになるから。

 

あいつらがいつまでも、のさばり、胡坐をかき、私腹を肥やし続け

あいつらが牛耳る世界が変わらないから。

 

私が勝てば、あいつらの独占を

たった一人の無力な人間が

何の力を持たない人たちの力を借りて

終わらせることができるから。

 

私は、勝たなければいけない。

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砕けて消えた それは大事な 代えがたいものだった
以来忘れた 泣き方などは そして歩いてきた
怨嗟の鬼火 孤独とともに ただ報いるために
誰より 何より 力、求め続けるばかり

正しさより 強さが欲しい 
正しさは強さが決めると信じ
寂しさに泣き 消えたい思い
抱えて ここまで やっとたどり着いたの

作られた世界の中で逆らって戦って派手に喚いてみて
埋められてしまいそうな秘密 黙っていられない質で
私を嗤って捨てたやつら、既得に浸る亡者の影
見てりゃいい 泣けばいい ひれ伏したとしても許さない

相対したあなたの目は 深い闇までが
おびえるような 失意と力 湛えた静けさ
真逆の立場 それでもどっか 私に似ていた
悲しみ 偽り それにあらがってきたその身

優しさより 強さが欲しい
生殺与奪も正しさもルールさえも
それだけでいい それだけがいい
蹴散らし 孤高に 笑って見せたい

操られた世界の中で失って踊らされて馬鹿を見て
濁り切って腐ったバカでかい大都市睨み据えて
裏のつながりと食い物にした夢で肥えたなにがしよ
みてりゃいい 泣けばいい 私を求めてひれ伏すがいい

作られた世界の中で逆らって戦って派手に喚いてみて
ド派手に打ち上げて称えられた未来思い続けて 
私を嗤って捨てたやつら、既得に浸る亡者の影
見てりゃいい 泣けばいい こんなところでおわりゃしない

 

 

 

Illustration・Music・Lyric
By Kumicho♪
↓YouTube↓
https://www.youtube.com/channel/UC2OU_PuSZdaIafBMGtJVDIA


Team Dragonfruitによるアクションアドベンチャー"Exceed Release"のエンディングテーマとして制作しました。