恩師の訃報にふれ
私のニューヨークでのピアノの先生・アルカーディー・アロノフ先生が昨年に亡くなっていたことをつい先日友人から知らされました。95歳。大往生ですが、決して幸せな「だけ」の人生ではなかったようです。色々と私に語ってくれたエピソードの数々、偶然私が在学している間におこ った不幸な出来事などこうした場ではお話できないこともたくさんあったようです。日本では音大すら出ていない私がいきなりニューヨーク名門音大の「修士課程」へのオーディションを突破できたのも先生がこのひょっこり出てきた日本人を拾ってくれたからこそのはじまりです。本当に恩義しかありません。そのぺーぺーの私をたった3年足らずで一人前・・・には程遠いですが、倍率100~150倍のボストン大学博士課程へ進学させてしまったのはまさに先生だからこその神業でした。以下に先生についてのほんの簡易な情報です。アルカーディー・アロノフ(Arkady Aronov, 1929年 - 2025年)ピアニスト・音楽教師旧ソビエト連邦(アストラハン)生まれのピアニストです。レニングラード音楽院で学び、1977年にアメリカへ亡命するまでソ連のトップピアニストとして活躍しました。 経歴で長年教鞭を執りました。 評価にも名を連ねていましたが、2025年に95歳で亡くなりました。