横尾忠則に悩まされてみる | 大阪ぼそぼそ

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大阪のことをポツポツ書くブログでしたが、いつのまにやら ほぼイ・ジョンヒョン専門ページ。
大胆かつ繊細な 彼の後をついて行く。

お盆休みに美術館でも行くべか と思って
調べてみました。
中之島の国立国際美術館で「横尾忠則全ポスター展」が開催中。

横尾忠則といえば
子供の頃に恐怖を覚えたことが。

チビだった頃
通っていたピアノ教室の片隅には
いつもマンガ雑誌がおいてありました。
ある日行ってみると
そのマンガ雑誌の表紙が…
外国のねーはんを、ドラキュラみたいな親父の首が追いかけているような絵でした。

記憶をたどって描いてみまつた。
↓↓↓
よこお
なんじゃこりゃ。私の絵ではダメだなー。

本物の絵は
恐怖のかたまりのような絵でした。
その表紙を見たとたん
うめず

声は出していないけど、こんな反応。

シンプルな絵なのに
色のインパクトや題材が
チビの脳みそに強烈なインパクトを与えてしまったのでしょう。
逃げるようにピアノ教室を後にしました。
それから毎日
怖くて怖くてたまらない。
夢にまで出てくる始末。
次の週に、恐る恐るピアノ教室へ行くと
その雑誌はなくなっていましたが
植え付けられた恐怖は脳内に深く突き刺さったままです。

何年経った今でも
思い出すだけで怖くてたまりません。

それが横尾氏の作品だと知ったのは
かなり後のことです

「全ポスター」の展示ということだから
もしかしたら
あの絵があるかも ないかも…
見に行って
トラウマを克服すべきか
さらなる恐怖を覚えるべきか。

うーん