皆さまこんにちは
ボスコネクストで監督をしております、
カンザーギと申します。
今回は昨日開催されました、
ソーシャルフットボール関東大会2018の模様を報告していきたいと思います。
今年の関東大会はウイングハット春日部さんという大きな体育館で開催されました。埼玉県ですね。
関東大会とは、
関東の各都道府県の予選を勝ち抜いたチームによって行われる大会で、関東の猛者6チームによって開催されました。
ボスコは、先日開催された東京大会で勝ち抜いて関東大会出場を決めました。
今年はチーム単位での全国大会が開催されないため、この関東大会が、チームとして戦う大会としては今年の最高峰の戦いになるわけです。
私が監督に就任してから、
5ヶ月程経ちますが、
この大会のために毎週毎週練習をしてきたと言っても過言ではありません。
この5ヶ月特に徹底してきたのは、
とにかくチーム一丸となって戦うこと。
チーム発足して6年くらい経ちますが、
そのことが私の中では発足当初からずっとテーマになっており、今までいろんな大会に出て来ましたが、
今ひとつ自分たちが思い描く結果が出て来なかったのは、
そういった部分が足りていなかったからだと分析しました。
ボスコの場合は技術力・戦術力の問題ではないと思いました。
では、チーム一丸になることを具体的にどう目指したかというと、
一丸になるといっても、
大会のその日だけ団結しようとしても何の意味もありません。
それは私たちの目指すチーム像ではありません。
まず設定したのが、
具体的な目標として、全国優勝を目指すことを皆に提示しました。
それまでも、もちろん選手たちは、
もっとうまくなりたい、勝ちたいという強い思いを持ってやってきていましたが、
今ひとつその気持ちに素直になれていないのではないかと感じ、
全国制覇という一大目標を打ち出し、
それに向かってみんなで団結していき、
目標を明確にすることによって、
やることも明確にしていきたいという狙いがありました。
という狙いはあったのですが、
わたしだけそういう風に思っていても意味のないことですし、
チームにはいろんな考えを持った人がいて当然だと思いますし、
正直皆に受け入れられるか不安ではありました。
今年の2月くらいにあったミーティングで思いきってその話をしてみたところ、
みんなの考えていた部分に触れる部分があったらしく、
その流れで監督をやらせさてもらうことになりました。
その時の自分は、
あくまで何かしらでチームに貢献したいなと思っていただけで、
監督就任は思いもよらなかったのです。
ですが、打診されてからはほとんど迷いませんでした。
何やらおもしろそうだなと思ったのと、
このチームなら全国制覇イケるんじゃないかと感じたのです。
次に具体的にどう全国制覇を目指すかという部分で、
まずは準備や意識や気持ちで変えられる部分から取り組んでいきました。
技術力、特に戦術面に関しては1番最後に取り組むべきだと順位づけました。
今回の関東大会は、個々の技術力に関しては、皆の練習に対する意識で格段に上がったと感じておりますが、
戦術面に関してはほぼノータッチで挑むことになりました。
時間も限られている中で残念ながら全てのことに取り組むことはできません。
しかし、その中でやることを絞って、とにかくそれを徹底的にやる。
選手には口うるさい監督だと思われたかもしれませんが、関東大会では、特に意識で変えられる部分が、普段どおり高いレベルで出せていたので、監督としては非常に満足しております。
いつもどおりやる、大会だからといって特別なことは何もしない、
というのも重要コンセプトのひとつとしています。
前置きが長くなったのですが、
大会の模様を紹介したいと思います。
3チームずつに別れたグループリーグを行ったあとに、
決勝トーナメントといった流れでした。
グループリーグの相手は、
神奈川のポルトさん、
千葉のルナさんでした。
両チームとも格上で関東を代表する強豪チームですので、
大会前から私の中では胸躍っておりました。
この5ヶ月で積み重ねてきたこと、
自分たちの力を試す絶好の機会だと。
チャレンジャーとして挑まさせていただきました。
1試合目は神奈川の強豪ポルトさん。
先制点取って、初戦勝つ、
というのも重要コンセプトのひとつにしていたので、
とにかく重要な一戦です。
試合内容はごめんなさい、
大会通じてほとんど覚えておりません。
緊張しすぎですね私。
動画もまだ見ていないので、
結果だけお知らせ致します。
ボスコ4 ポルト1
初戦をなんとか勝つことができました。
ポルトさんのハイプレスの中、
とにかくシュートを打つことができたのが勝因かもしれません。
ポルトさんは長いお付き合いをさせてもらっているチームさんで、
ボスコ発足以来6年、
いろんな大会で対戦してきて。
ことごとく負けてきているという歴史の中で、
今回こういう結果を得ることができたのは、
非常に感慨深いものがありました。
試合後に佐藤監督さんに挨拶に行くと、
強くなったね、という言葉をかけてもらい、
真面目に泣きそうになりました。
1試合目で早くもこの日のハイライト到来でした。
お互い本拠地が近いということもあり、
今後もまたガチでやりましょうと、
じゅんこ姉さんと固い約束をしたので、
今後とも練習試合などでどうぞよろしくお願い致します。
2戦目は、千葉の強豪ルナさんとの対戦。
ポルトさん対ルナさんの後の試合だったので、
こちらの対戦結果も気になりますが、
自分たちはただ勝利を目指してやるだけだと、
チームで確認し試合に望みました。
結果は
ボスコ4 ルナ1
こちらもなんとか勝つことができました。
ルナさんとは対戦経験が少なかったので、
どういうスタイルなのかな、と楽しみにしていました。
とてもキレイなフットサルでボスコも参考にさせてもらいたいと思いました。
グループリーグ1位通過することができ、
いよいよ決勝トーナメントです。
グループリーグの2戦で登録選手12人全員を出場することができましたで、
ここに関しては、
ベンチワークはまずまずの出来だったと思います。
ボスコネクストでは全試合全員出場して勝つことを理想に掲げており、
このカテゴリーでやっている意味、
このチームでやっている意味は、
決して忘れたくありません。
試合展開が厳しいと、
今のボスコの力ではなかなか全員出すことは難しくなってしまいます。
今回のようなプレーイングタイムの大会では、
非常に体力も消耗しますので、
選手力の底上げが今後の大きなテーマになっております。
というわけで準決勝は埼玉カンピオーネさん戦です。
埼玉県の選抜チームさんです。
チームスタッフがいっぱいいて羨ましいなあ、
組織運営がんばられてるんだな、
見習わないとな、といつも思っております。
今回は地元埼玉開催ということで、
みなさん大変気合が入っておられるようでした。
応援も凄かったですね。
試合結果は
ボスコ2 カンピオーネ3
惜しくも準決勝敗退となりました。
さすがに選抜チームさんなことはありまして、
個人技術が高い選手が揃っているな、という印象でした。
個の力にはチーム力で対抗できるようにならねばと、
今後の課題です。
あと一歩届かずというところでしたが、
今持っている力は出し切ったと思います。
今後に大きく繋がる敗戦でした。
反省点は、試合中、劣勢の時に
ベンチが混乱してしまったことです。
その混乱がフィールドにも伝わってしまい、
選手がどうすればよいのか、
わからなくなってしまったと解釈しております。
ベンチワークに関してはしっかり準備したつもりではいましたが、
やはり実戦になると理屈ではどうにもいかなくなることがあり、
今回こういう経験ができたことをしっかり次に活かしていかねばなりません。
準決勝では負けましたが、まだ3位決定戦があります。
3位決定戦では、ルナさんと再び対戦することになりました。
ですが、ここでアクシデントが発生。
みんなの様子が少しおかしいなと思い、
怪我などで試合出れない人はいるか確認したところ、
手を挙げる人続出。
ここまでの3試合とてもハードなもので、
しかもプレーイングタイム、
みんな限界を迎えていたのです。
ですがプレーできる人は少ないかもしれないけど、まだいる。
ここは意地でも戦い抜くと決め、
試合に望みました。
試合結果は
ボスコ3 ルナ3
4pk3
pk戦に突入してなんとか勝つことができました。
試合中にもアクシデントが起こり、
ボスコ唯一のゴレイロ、
やっすーが負傷で途中から出れなくなるという緊急事態に。
フットサルは一説に、
ゴレイロで5割決まるとか、7割決まるとか、8割決まるとか言いますが、
現在ボスコ唯一の本職ゴレイロである
やっすーが試合に出れない、
これはいったい何を意味するのか。
一瞬ネガティブになりかけたところですが、
ここでスーパースター現る。
負傷でこの試合はベンチにいた、かずが、
ゴレイロをやってくれることになりました。
ここでスーパープレイを連発、
失点も限りなく少なく抑えてくれ、
攻撃陣もなんとか点を取り、
PK戦までたどり着くことができました。
PK戦は蹴った4人全員決め、
かずがゴレイロとして一本止めてくれたため、
非常に苦しい状況でしたが、
勝つことができました。
こういう厳しい試合を勝てたことこそが、
私が求めてきた、チーム一丸となって戦えたということだと思います。
かずを中心に体を張って戦ってくれて
みんなありがとう。
また、対戦相手のルナさんも負傷者が多かったとのことで、プレーイングタイムのガチ試合を1日で何試合もやることに対するリスクもあるのだなと実感し、
より本来のフットサルのルールに近づけて、
試合が面白くなることは事実ですが、
こういった事情も今後この業界全体で考えていく必要があるのかなと思いました。
ルナさん、2回も対戦どうもありがとうございました。
お互いが万全の時にまたガチでやりましょう!
というわけで、2018年の関東大会は3位でした。
関東大会過去最高位でもあります。
結果にも内容にも私は満足しております。
もちろん優勝を目指していたわけですから、
悔しいのは事実ですが、
キャプテンのせいじが言っていたとおり、
ここまで来た過程に非常に意味があるのだと思いますし、
今の我々の力では、関東制覇は無理である、
という現実にも直面しました。
この事実は受け入れる必要があると思います。
これからもっともっと強くなるために。
選手個人個人にはこの場ではフォーカスしませんが、
選手のパフォーマンスは驚くべきものがありました。
明らかに今までのボスコとは違いましたし、
戦術部分をノータッチできているとは思えないくらいの勢いで、
選手感でしっかりとコミュニケーションを取り、
監督が頼りないから自分で考えるしかないんだよ、
という謎の指導方針が通じてきているのがうれしいです(笑)
しっかりと準備をし、団結して
今の力でできることは全てやった選手に、
感謝と敬意を表したいと思います。
関東3位おめでとう。
あとボスコを見ていて
いいチームになってきてるなぁと思ったのは、
みんな本当に楽しそう。
笑顔がよく出ていて、
このことが一番重要なことではないかと思っております。
大会戦績なんかより全然重要です。
そういうメンタル状態はやはりみんなのパフォーマンスにも出るし、
ボスコでプレーしている意味、
このカテゴリーでプレーしている意味、
辛いことはあったかもしれないけれど、
みんなで励まし合って、
助け合ってやっていこうよ、
というようなことを
ボスコのみんなは体現している。
本当に凄いことです。
そんなボスコを誇りに思います。
チームの盛り上がりという部分でも、
関東大会でも大きなインパクトを残せたと思います。
これも重要コンセプトのひとつなので、
今後もボスコの伝統のひとつととして継承していきたいです。
また、今回はスタッフ陣に大いに貢献してもらいました。
選手だけではチームはできません。
今後共いろいろなサポートをお願い致します。
ありがとうございました。
今後のボスコは、
来年の全国制覇に向けてやることを明確にする必要があります。
今まで取り組んできたことをさらに向上させつつ、
この5ヶ月では取り組んで来なかった戦術部分、
どう攻めて、どう守るかを追求していきます。
また、一部の選手だけではなく、
選手全員の力を上げることが全国制覇には必須ですので、
基礎技術にも徹底的に取り組んで、
より効果的な意識で練習をしていきたいです。
基礎技術にも限界はありませんので。
1年後のボスコが楽しみで仕方がないです。
私個人の計画としては、
来年の全国大会で優勝して、
監督を退任するという青写真を勝手に描いております。
つまりあと1年くらいです。
期限決めてやらないとダラダラいってしまう性分なので。
自分の役目はあくまで、強いチームの礎を築くこと。
それにボスコの伝統を継承していける人なら、
監督もどんどん変わっていいと思います。
ひとりでずっとやるには荷が重いかもしれませんし、
もしかしたら選手より指導者の方が向いてる人もいるかもしれませんしね。
自前で育成できたら最強ですよね。
指導者コース開講しちゃいますか(笑)(嘘)
まぁ自分も気分屋なので、
1年経ったらコロっと変わって、
まだ監督やりますけど何か、
ってなってるかもしれませんけどね(笑)
話は少し変わりますが、
今年の11月に地域選抜大会という大会が東京で開催されます。
ボスコの場合は、セレクションを受けて、関東選抜に選ばれれば出場することができます。
ボスコのみんなにも是非挑戦してもらいたいと思っていますし、
その人のフットサルの経験というよりも、
その人の人生にとって素晴らしい体験ができるのではないかと思っております。
ボスコ以外の選手にもどんどん挑戦していただきたいなと思っております。
最後になりましたが、大会関係者の皆様、いつも運営をがんばっていただきまして、本当にどうもありがとうございます。
ソーシャルカテゴリーのチームも少しずつ増えてきている印象です。ボスコとしても一緒に協力して盛り上げていきたいと思っております。
私個人の今大会の気づいた点ですが、
今大会では、一部チームから審判に対する暴言があったり、
スタンドから不必要なレベルのプレッシャーを相手選手に与えている光景を私自信目にしました。
もちろん、
判定に対してしっかりとアピールすることは
必要なことだとは思いますが、
暴言とアピールは明確に違うと思うので、
真剣勝負の舞台だからこそ、
こういった行為は認めないという風土を
全体で作っていくべきですし、
それがソーシャルフットボール界の
すそのを広げていくことにも繋がっていくことだと思います。
また、
試合のレベルが上がるほどファウルも多くなり、
基準が曖昧だと大変危険だと思うので、
ファウルをもっと厳格に取るように決めておき、
審判の方達との打ち合わせの時にその方針を共有できたらいいのではないかと思いました。
個人的な意見です。
ボスコも自分自身も改めて自分たちのことを見直して、
このカテゴリーのお手本になれるような
クラブチームを目指していきたいと思います。
以上が、今回の総括です。
ボスコはここから、少しの間、オフ期間に入ります。
心身ともにしっかりリフレッシュして、
また新たな気持ちで
来年の全国制覇に向けて準備をしていきたいと思います。
また、オフの期間を利用して、
自分自身のことを見直してみてもいいかもしれません。
フットサルで積み重ねてきたことを自信にして、
それぞれのがんばりたいことをがんばろう。
文武両道ってかっこいいじゃん。
全国優勝は目指しますが、
東京も年々レベルが上がってきていますし、
関東の壁は高い、
そして全国の猛者達、
決して簡単ではありませんが、
簡単な挑戦だったらやる意味はありません。
チーム一丸となって、
がんばっていきたいと思います。
応援していただいたみなさん
ありがとうございました。
今後共ご声援お願い致します。
それでは、また
BOSCO NEXT
監督 カンザーギ
6月23日 練習試合‼️
お久しぶりんす🎵
リョウマです。
今日は錦糸町にて関東大会前最後の練習でした。
皆大会前ということもあり様々な熱い思いが交錯し、途中から降ってきた雨などはフルシカトで試合を行うことができましたし結果もほとんどのゲームを勝利で飾ることができました。
個人的に思ったことは皆が様々な考えをもち、議論しあい、いい方向にもっていこうと努力する、このチームには血のつながってない兄弟がたくさんいるんだなと誇りに思いました。
フットサルからは若干話がそれましたが、6月30日はボスコネクストの日になるでしょう。
自分達は難しいことは考えず、皆で攻めて、皆で守って、皆で結果をだします。
自分自身もフットサルができることやいつも練習してくれる仲間にや監督に感謝して、ピッチの中で暴れまわりたいと思います。
最後に監督からメッセージです。
それではこの辺で失礼したいと思います。
バイバイ👋