ボストン美術館では常に複数の特別展示会が開催されています。
その特別展示会の中で、キルト展以外にもいくつか観ておきたいものがあったので、
それらを中心に観て回ってきました。
まずは、Return of the Dragon。
曽我蕭白(そがしょうはく)氏の「雲龍図」。
襖8面に描かれており、迫力かつ巨大。
この絵はMFAに来たとき破損状態が酷く、
修復作業を行って、こうしてキレイになったのだそう。
Return of the Dragonの展示は
7/6まで開催しています。
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次は、5/26までという Boston Loves Impressionism。
MFAが所蔵する印象派作品から厳選した50作品の中から
一般の人たちに好きな作品を投票をしてもらい、
そこで選ばれた30作品を展示していました。
なので、目新しい作品ではなく、通常の展示で見たことがある作品が
並んでいましたが、印象派の絵画は結構好きなので楽しめました。
印象派のギャラリーが改装中だから、こういう形で展示したのかも。
(印象派ギャラリーは6/4から再開だそう)
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そして次は、これまた5/26までのThink Pink。
ピンクのドレス、帽子、アクセサリー、小物、人形用のドレスなどなど
とにかくピンク色!
ただ、展示されていたのが2階の中国美術品ギャラリーの奥の空間で、
あまり目立たない場所だったせいか、ピンクという明るい色なのに
なんだか寂しい感じの印象を受けた展示会でした。
10月の開催開始時期にはもっと目立つギャラリーに展示されていたのかな?
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他にもまだまだ特別展示会が開催されているギャラリーがあったけれど、
開催期間に余裕がありそうだったので、そちらはまた後日観に行くことにして
この日はこれで帰ることにしました。
新しい展示会も始まるし、近いうちに再訪したいと思います。