昨年の東日本大震災で被災地と云えば、東北地方を指していますが

それ以前は、震災の被災地と言えば阪神大震災の神戸でした。


私は中学生の時に隣県に住んでましたので

少なからず地震動を感じました。


そして神戸のサンテレビが映し出す連日連夜の衝撃映像をずっと見てました。


あれから日本の耐震基準は変わりました。

阪神大震災を経験した日本だからこそ


地震による被害が少なかったのだと思います。

今回の震災の被害は大部分が津波によるものだと思いますので。



地震立国日本、我々建築士がより厳しい耐震基準で

乗り越えていかなければなりません。


人々の生活の基盤になっている住宅を

どんな地震や災害からも守れるように努力していかなければならないと

思い直した日でした。



そして今の神戸は完全に大都会です。

絶対に復興は出来ます。

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。



昨年は未曾有の大震災により、多くの建築関係者が頭を悩ませた一年だったと思います。

今年も復興のためにより資材不足などの影響が出るかもしれませんが、

業界全体として乗り越えないといけない山なので、耐えるしかないですね。



私は今年は一年かけて技術力の向上を目指していきたいと思います。



年末年始にかけて、多くの建築関連書籍を読みました。

やはりハウスメーカーの営業力やネームバリューに打ち勝つのは大変のようです。


しかし私には武器があります。

建築素人であるお客様に建築士などの有資格者ではない営業が住宅を売っていると云う現実。

現場監督が人材の段取り、工事費用の管理だけに追われている現実。



私が営業する場合は一級建築士としての責務を渡すべく営業活動を行い、

現場管理する場合は単に工事がスムーズに進むことだけ、会社に利益を残すことだけを考えるのではなく

品質確保を最優先し、工程管理や工費管理を行っていきたいと思います。



誠実な建築士、これに勝ることは無いと思います。


今年も良い建築を行っていきます☆

先日完工したリフォーム物件、総工費はざっと1,300万円の大リフォームでした。


御施主様も大変喜んで頂き、感動しておりました。

もっとも、これだけの予算を掛けて納得できない物を提供するって考えられませんがw


さてこのリフォーム、プランの殆どはこの御宅の奥様が考えました。

理由は簡単です。


家のすべてを知っているであろう、家事担当の奥様。

その奥様が、長年経験してきた中で、こうした方が便利、ああすれば良かった、などの意見は最高の情報です。

その家で行われる家族生活のことは家族にしか分からないので、

他人である建築士等のプランナーが、生活スタイルまで口を出すことではないと思います。


しかし理想を聞いても現実には法規的なこと、構造的なこと、施工性のことなどで

実現できないかもしれません。


特になにも考えないで、要望を全部組み込む、あとは施工任せ、

これでは建築士の仕事はありません。


理想をすべて聞いた後で、これは構造的にもたないので、このように変更しますとか

この場合、窓面の小さい暗い部屋になり、採光が取れないので、このようにします。

この水廻りだと、排水をココから逃がさないとダメとか、

電気配線を通すスペースとか色々吟味しなければなりません。



それが建築士である意義です。

お客さんの思い描く理想をどこまで合理的に、合法的に、構造的に合致させていくかが大事です。



今回の工事の場合、工事完工から一ヶ月、生活をしてみて、素晴らしく快適だとおっしゃってます。

私のセンス凄いでしょうと、私に満面の笑みで云いますし

来る人来る人に、私が考えたのよって自慢しているそうです。


私にも、『良いセンスでしょ、見習いなさいw』って自慢げですが

これを実現するために、私が色んな知恵や知識を動員したってことは伏せてますが。



建築士がデザイナーとして某番組の好き勝手やるのも良いのかもしれませんが

本当に住む人のことを考えると

家のことを最大限に理解している人の考えを尊重し、

それをアシストすることが建築士の仕事でもあると思います。


人それぞれの考え方なので、難しいですが

私は住む人第一で、一級建築士に恥じない仕事をしたいと思います。