3年前ヤフーオークションで8万円で750カタナⅠ型を落札しました。
やはり、安物買いの銭失いで修理費がかなりかさみます。(ノ゚ο゚)ノ
リアショックは左右違い、外装は、自家塗装で汚く、ステムベアリングが固着して動かない状態。
車検が残っていたので、1㌔先のバイク屋まで押していき何とか乗れる状態にまずしました。
リアショックを無名メーカーの新品にしオイル交換、チェーン交換をし走り回りました。
このカタナにはヨシムラサイクロンのマフラーが付いていましたがサイレンサーのボルトが外れることが多く、ヨシムラからKERKERに変更、外装も黒銀のものを黄白(後に黒銀に戻す)に塗り替えました。
しかしその後もトラブルが続出
タコメーターの針が折れる
カタナオーナーの方は経験済みの人は多いと思います。私は以前750Ⅱ型に乗っていましたがこのバイクも折れました。Ⅱ型のときはチェーンカバーも振動で折れましたが今のバイクはまだ大丈夫です。
セルモーターブラシの磨耗
これは私がロングツーリングに出たときになりました。セルが急に回らなくなったのでバッテリーを疑いましたがライト、ウインカー等の灯火類はちゃんと付き、しかもバイク屋に持っていったときにしっかりとセルが回りエンジンがかかったため原因不明になってしまいツーリングをやめ、一気に700キロを走り、帰ってきたことがあります。その後も何度も同じ症状が出て、丁度行きつけのバイク屋に持っていったときにこの状態になったため原因がわかりました。今この部品は、メーカーのバックオーダーになっているため(部品が届くのに2週間くらい)、古い距離を走っているカタナオーナーは早めに変えたほうがいいと思います。
イグニッションコイル不良
これも古く距離を走っている車両は変えたほうがいいかもしれません。私は、初めて雨の日に乗った時に信号待ちでエンジンが何度もとまってしまいました。エンジンをかけ、イグニッションコイル付近に水をかけた時にアイドリングが不安定になるようだと交換したほうがいいと思います。ギボし端子の接触不良も確認したほうがいいです。
その他
ネジの緩み 洗車のたびにチェックしたほうがいいです。振動ではずれいつのまにか無くなってることがあります。スプロケット等の回り止めが付いている物でも緩みます。
オイル漏れ 古い車両はしょうがありません。ANDFキャンセラーを付けた時にテンションをかけすぎるとなぜかオイルが漏れてきてしまいました。テンションをかけずにいると治まりましたがいまいち原因はわかりませんでした。
ベアリング類の交換 これも交換しておきましょう。神戸ユニコーン等で強化型のベアリングが出ていたりするので消耗品はより良いものにすることをオススメします。
電装系の交換 バッテリーはもちろん古い物は劣化により性能が失われます。レギュレーター等はメーカー対策品に交換できるので交換しておいたほうが安全だと思います。カタナは、バッテリーが上がると、充電、交換するにもエアクリーナーを外したりと大変です。
名車と言われているカタナ(私のは750ですので厳密には違いますが)ですが一般的な評価は、遅い、曲がらない、とまらないと言われています。実際に乗ると一般道ではそれほど苦にはならず、自分で操っている感じがし、ゆっくり走っていてもとても楽しいオートバイだと思います。(ブレーキだけはもう少し効いてほしいですが)
私のカタナは製造されて25年が経ち、はっきり言って旧車です。各種故障も出てきます、しかも、乗りやすさは、最新のバイクよりはかなり不満が出るのは確実です。しかし、同年代のCB-Fよりは純正部品の供給もまだあるので維持はしやすいと思います。Z系のようにアフターパーツがもう少し多く出回ると良いのですが、これからカタナを買おうかと思っている人は一度乗ってみるも良いかも知れません。