何カ月も放置状態になってしまっていて、本当に申し訳ありませんでしたm(_ _ )m
この何カ月間かの間、実は、本当に劇的とも言うべき大変化が起こってました。
とても全ては書ききれないのですが、一言で言うと、あの映画『レナードの朝 』でレナードに起きた奇跡のよう・・・。
実は今年初めに転院(通院ですが)した病院の医師から、この3月、注射薬を試してみないかと言われたのです。
これまで、お薬は何とか毎回私がきちんと飲ませようと苦労してきたのですが、どうしても飲み忘れなどが多く、安定的に取れていないのが実情でした。
そこでのこの提案。
お薬はリスパダール・コンスタ。
2週間に一度病院へ行き注射を打ってもらうだけ。
これまでと同様、大して効きはしないだろうと、それほど期待もせずに受け始めたのですが、1週間も経たないうちに、娘に本当に劇的な変化が起こり始めたのです。
それまで、三角の尖った険しい目で睨みつけるか、力の無い茫然とした表情だったり、怒鳴り散らし口汚く喚いたり、およそ穏やかで優しい感情など全く見せなかった娘が、豊かな表情を見せ始め、優しくとても柔らかな笑顔を見せ始め・・・。
そう、変調をきたす前の優しくて穏やかな中学生の頃の娘に戻っていったのです。
それとともに、知力や認知能力も回復し、今まで全く常識を理解しようとせず、反社会的なまでの行動ばかりとっていた娘が180度変わりました。
これまで身につくことのなかった事務処理能力も短期間で習得し、今は毎日営業事務の仕事をしているのです。
人格障害、アルコール依存症、双極性障害、精神遅滞、発達障害・・・etc.etc.
様々な病名が付けられてきました。
でも、娘の本当の病名は何だったのか、今も結局分かりません。
リスパダールも、飲み薬の状態では殆ど効くことがなかったのです。
いろいろ調べると、同じ名前でも、リスパダールとコンスタでは、実は若干違うらしいのです。
ただ、何か分からないのですが、たまたまちょうど、コンスタの何かが娘にどんぴしゃりと合っていたのだろうとしか思えません。
今の娘は、この失われた10年を取り戻すように、仕事に行き、日々様々なアクティビティに参加し、新しい友達と食事を楽しむ日々を送っています。
あ、すみません、娘が帰宅したので、今日はここまでです。