職業柄そういったご家庭のご両親、特にお母さん方を応援しする気持ちは人一倍あると思う。

が、それでも日々アップされるブログの内容や物言いに対し、何とも言えない気持ちに襲われることがある。

保育園や幼稚園を筆頭に支援学級、支援学校、デイやショートステイの先生方と職員の側からの視点でも理解するべき位置にいるからでもある。

まず、多くの人も疑問や反感の気持ちを持ってしまうであろう、【なぜ弟妹を作ったのか?】

大抵のお母さん方は「第一子の診断が付く前に第二子、第三子を授かっていた」と仰るが、
そして、そもそもご主人にも特性があり、父親としては戦力外、夫婦仲も最悪と仰っている方が多くて、
ますます疑問は深くなる。

私も一応は恋愛結婚をし、一人っ子ではあるが子供も授かった身であるので、自分の経験として言わせてもらうとすれば、
夫の本性や本来持っている質なんて、籍を入れてひとつ屋根の下で生活するようになって2週間で見切れる。
そしてそれはまず外れないし、結果的にその面が結婚生活の中で常にモメる原因になっていた。

もちろん仲良く過ごせる時間や時期もあるだろうが、私は新婚2週間にしてすでに夫の子供を積極的に授かりたいとは思わなくなっていた。
何か大きな喧嘩でも起これば、別れて実家に帰って闘病中の大好きな母に親孝行出来るしなぁとまで思っていた。

それでも子供を授かり、案の定、たいしたサポートも望めない夫に対し、
「育児に全面的に協力しない、何も分からないなら、図々しく子供を欲しがるな!父親になりたがるな!」と憤怒の気持ちで一杯になっていた。

そして我が子は、寝ない、飲まない、音に過敏、泣きっぱなし。ほぼ1人で対応する育児に一気に疲弊し痩せ衰えて、軽い育児ノイローゼになった。

私は自分の母親としてのキャパ、限界値を知り、この子に全身全霊で力を尽くすのが精一杯だと思ったし、もう1人欲しいなどとは到底思えなかった。
弟妹を欲しがる夫に対し、寝言は寝て言えと一蹴して全く相手にしなかった。
ふと、10何年も前に立ち読みした程度の【聖なる予言】という翻訳本の一説、それまで忘れ切っていた育児に関する一節を不意に思い出して、妙に腑に落ちたり。


ここで冒頭の疑問にいつも辿り着く…

2週間も暮らせば分かる欠点や問題のある夫との子供を、なぜ何人も作りたいと思うのか?

そして、恐らく第一子の育児には想像以上の苦労や疑問や疲労困憊があっただろうに、なぜもう1人授かりたいと考えるのか?

1人を育てることだって大変な時間を掛けて向き合う必要があることは、想像に易いのになぜ踏み切ったのか?



育児に奮闘し、ギリギリの精神状態で毎日をやり過ごしているお母さん方のブログを読みながら、何か気付けるタイミングはなかったのか?などと
取り戻せるはずのない、やり切れない気持ちになる今日この頃。

そんな自分もたった1人の我が子の育児には、数々の分岐点の選択ミスともいうべき反省ばかり、後悔ばかり…

子供は可愛い、自分の命を犠牲にしてもぜんぜん構わない、という気持ちは産んでみなければ手に入れられない経験だったから、
そこには何の後悔もないのだけど、私の子は私が誰と結婚しても私を母に選んでくれたと、胎児記憶で話して聞かせて貰ったので、
もっとしっかりとお母さんを頑張る気持ちを持てたのだと思っている。