こんにちは。作ったまま放置してしまっていたブログ、久しぶりの更新です。

 

毎日暑いですね。

 

今日は前からお話したかった個別包装のお話。

ボリス・アーノでは通常、簡易包装となっています。

 

他のショップさんでは透明ビニールのパッケージが主流でしょうか。

 

確かに届いた時に「新品だ〜」と実感できますね。

開ける時のワクワク感とか。

 

 

 

でも、それって本当に必要でしょうか。

 

 

包装用のこのビニール…作られるまでに何がどれほど消費されているんだろう?

開封して、ゴミにだして、その後はどうなるんだろう?

 

原材料の石油も限りある資源です。

工場で生産される時にも、Co2は産み出されます。

工場を稼働させる時にも、電気や水などを消費して、Co2を産み出します。

 

ビニールはちゃんと分けて棄ててるよという方がほとんどかとは思いますが…

それが全部何かに生まれ変わるわけじゃないんです。

廃プラスチックが再びプラスチックに生まれ変わるのはごく一部で、そのほとんどは産業廃棄物です。家庭から出るプラスチックの半分以上はリサイクルとはいえ「サーマルリサイクル」と言って焼却してその熱エネルギーを発電などに利用する"リサイクル"なんですね。家庭から出るプラスチックごみは成分がまちまちなのでほとんどが燃やすしかないんですね。

 

 

 

今年の夏は早くから暑さが厳しく、大変ですね。

私もエアコンなしではいられません。

動物たちも、大変です。

日本だけでなく地球上のどこも猛暑です。

動物園も、サバンナも。

 

ボリス・アーノはライオンが大好きです。

写真や動画を見るだけでとっても癒やされます。

そうして思うんです。彼らに何がしてあげられるだろう?と。

 

ライオンだけでなく、他の動物たちにも、幸せに暮らしてほしいと思っています。

 

 

あの大手コーヒーチェーンのスターバックスさんは2020年までにストローを廃止することに決めたそうです。

自然分解されにくいプラスチック製品は自然環境に投棄されるといつまでも残ってしまい、様々な動物が飲み込んでしまうことにより死んでしまっています。

ポイ捨て、不法投棄はもちろんですが、

「なくても大丈夫」なプラスチック製品の使用もできるだけ避けていきたいと思っています。

 

もちろんプラスチック製品を全てやめよう!今すぐやめよう!というのは難しいと思います。

ボリス・アーノで販売中のスマホカバー等もプラスチック製品ですし。

でも、そういったものを扱うからこそ、削れるところは削っていきたいと思うのです。

 

できることから少しずつでいいと思うんです。

 

生活の中で何かを変えるのって難しいことです。

でも人は慣れることができるし、より良い方法を考えることも出来ます。

 

昨年オーストラリアにいたのですが、日本はやっぱりなんでも過剰包装だと実感します。

文化もあると思います。日本は「包む」文化だから。

お金はもちろん、衣類や、お弁当も、「包む」のが習慣になっているから、なんでも包(つつ)んで、包(くる)んで、それをまた袋に入れたりして。それが「大事に扱う」ことだったりもします。

悪い習慣ではないと思います。風呂敷だとか、再利用する物で包んでいた頃は、何も問題はなかったと思います。

それが、自然に還りにくいもので、過剰にされ、たった一度でゴミとなってしまう、ということに罪悪感を覚えるのです。

 

もちろん特別な日、例えばプレゼントで、この時だけは、という時には

「開封時のワクワク」をお付けすることも可能です。

その際はメールフォームでお問い合わせください。

個別包装にてお届けします。

自分用のプレゼントでも、単純に「簡易包装に賛同できない」などの理由でも大丈夫ですよ(笑)

ただ「包装付きで」とおっしゃっていただければそのように対応します。

 

ボリス・アーノの方針として、「デフォルトでは個別包装はしない」ということです。