私は大学では経済学部で勉強した。1年の時基礎経済学はケインズなどの経済学Ⅰとマルクス経済学の経済学Ⅱの二つの経済学を学んだ。マルクス経済学の教授は東京教育大学が筑波大学に移転するのに反対して大分大学まできた。学界では筑波に移るのに反対してまだ遠い大分まで行ってしまったと笑われていた。長坂先生だったかな。マルクス経済学の権威だったから話がわかりやすかった。資本主義は抜けがけ的技術革新で生産効率が上がりもうけがでるのだと教えてくれた。だんだん周りが真似をしていくから、そのもうけがうすくなり、価格が安価に安定するという。先生の労働、貨幣の定義はわかりやすかった。3年の時ベルリンの壁崩壊など、社会主義が崩壊していった。先生の講義を受け、マルクス経済学はレーニン毛沢東に利用されただけだと感じた。マルクス経済学の目指す所は北欧型高福祉経済だと感じた。北欧型高福祉経済は高所得者からの税金を福祉に再分配するから、発言力のある人から共産主義と言われるんだろう。そもそもマルクスは資本論の目次と1章の労働くらいしか書いてない。あとはエンゲルスが以前マルクスが本に投稿した記事を編集して資本論を仕上げている。今回の自民党の総裁選で安倍首相の経済政策の明暗をあげているが、今の資本主義では経済学政策が成功すれば格差は生じる。