私は大学の時ベルリンの壁崩壊があり、その時私は経営学科に進まず、経済学科に進み、経済原論マルクス経済学を学びました。マルクスイコール共産主義のようにとられますが、あの時崩壊した共産主義はレーニンが都合の良いようにした体制です。実際資本論もマルクスはほとんど書いておらず、1巻の途中くらいまでがマルクスとエンゲルス共著で2巻以降はマルクスはもう亡くなっていたので、生前のマルクスの経済に関する草稿を元にエンゲルスによって編纂されたものです。私はくじけそうになった時、よく共産党宣言を読んでました。以前貸してたものが久しぶりに手元に返ってきたので、読みはじめてみました。本文に入るまでかなりの序文があります。マルクスは生前共産党宣言が色んな言語で訳される度書いた当初からの、政治経済的に変わったことに対しての変更をコメントし、訳した人それに携わった人にお礼をのべてます。いざ本文に入って書き出しは今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である。と始まります。これは今でも色あせない言葉だと思います。やれ勝ち組だの負け組変わっていません。マルクスは資本主義自体を否定してるのではなく、当時のままの資本主義だと資本主義は破綻しますと警告しているのだと思います。それは二度の大戦で実証済みです。だから、どうすべきとは具体的には述べてません。私は共産党宣言を読む時今でも力強さのあせない、古典文学として読んでます。


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