毒林檎を食べた赤ずきんは猟銃でお婆さんを撃ち殺してしまいました。 -4ページ目

毒林檎を食べた赤ずきんは猟銃でお婆さんを撃ち殺してしまいました。

しょーもないテキストとか綴っていきます。

理解不能でいいのだ。
求めているものなど何もないのだ。
わからない者は帰ればいいだけの話さ。

P1

僕に居場所を与えてくれない


P2

僕を殺してくれない


P3

僕に規則を持って接してくれない


P4

僕を法にのっとって裁いてくれない


P5

僕を殺してくれない


P6

僕をお外に出してくれない


P7

僕を優しい目で見てくれない


P8

僕に暖かい食事を出してくれない


P9

僕を殺してくれない


P10

僕と一緒にいてくれない


P11

僕に何も与えてくれない


P12

僕を殺してくれない


P13

僕を殺してくれない


P14

僕を人間として見てはくれない


P15

僕に秩序を教えてくれない


P16

どうすればいいのかわからない





やわらかな終末。


16Pに及ぶ短い小説は、


登場した化け物が、


どうすればいいのかわからなくなって、


人間を殺め、


独りぼっちになる。


でもそれは、


しょせん、夢の中の話。

僕と俺とが似ている理由は


一緒にくれば

わかる


もしもし

俺ですか?

僕ですか?


君は今、自分ですか?


自分を殺すのだ

心臓を、

抉り取るのだ


ぎゃははははは

とれた!

とれたよ僕の心臓!

俺の心臓!


死体と死体がおててをつないで

僕らの森を

俺らの森を

やきつくすんだ


あははははははは

こわれる!

壊れていくよ!

僕と俺とでつくった森が


だんだん

だんだん

壊れていくよ!


ニコニコ笑って

求めるものなんか


自分


知ってる?


僕は俺で

俺は僕だ


ごめんね、昔から


輪廻転生の続く此処で

終わらない

不滅の影を残す


残す


猫は嘲笑うよ

『生きる理由に、君たちはのっとられてるね』


ぶはははははは

馬鹿じゃないのか?

生きる理由?

そんなもの、そんなもの


塵に混ざって消えてしまえ。


最後に聞いたのは

鈴の音か?

猫の鳴き声に最後の笑いを託したのか?


気持ちの悪い価値観を


僕は、俺は


捨てた


他人の空似にキセキを感じて

人間は

これ以上ないほど馬鹿で


笑いたくなるような

血の海の真ん中で


にっこりと笑うのが

僕と俺だったから


それが

僕と俺とが似ている理由。


ねぇ、あはははははははは?


「おはよう」

『オハヨウ』