わたしの中の我慢のコップは
溢れる寸前です。



もうね、特段その出来事が
許せなかったわけじゃないんですよ。






その日、子どものお風呂を
夫に任せ



その間に犬の散歩へ行き



戻って夕食の支度を整え
入れ替わりにわたしも
シャワーを浴びました。



その日は在宅で残業をし
終業時刻が夫の帰宅時間と
ほとんど同時だったので



子どもの相手をしながら
急いで唐揚げを揚げ
サラダとみそ汁を作り
作り置きの副菜を並べます。






シャワーから出ると、
目に飛び込んで来たのは…






子どもにひとりでご飯を食べさせて
スマホ片手に野球中継を見る
夫の姿でした



わが目を疑いましたよ。



夫の好きな唐揚げ。
温かいうちに…と



その他の家事を片付けながら
子どもの相手をしながら
必死で作った唐揚げ…笑い泣き






心の中でどこからか
声が聞こえました。






定食屋のおばちゃん
確定したな真顔






気がついたら






アクセルベタ踏みで






車を走らせていました。






1時間ほどのドライブで
冷静さを取り戻し家に戻ると






子どもはパジャマに着替えて
寝るところでした。






「すいません、急に店空けちゃって」と言って、

寝かしつけを代わり






わたしはその日から
夫と会話ができなくなりました。






コミュニケーションの
意味が見出せない。






顔も見たくない。






声も聞きたくない。





わたしの頭の中ではもう、






離婚の2文字が
乱舞していました。