ずっと聞きたかった、
「もしも」バレた時のこと。
昨日のデート中盤。
お互いお酒も回っていい気分。…の中ずっと、いつ切り出すかタイミングをうかがっていた。
「ええいっ!」
前後の話はもう覚えてない。唐突だったかもしれない。
でも彼は即答だった。
「どうもしない。」
「妻が別れるって言うなら願ったり叶ったり」
わたしは「もしも」バレたらこの関係終わりにする
…事も辞さない覚悟だった。わたし達の「もしも」ルールにそれが加わるだけだって、そう思ってた。
「しおりは?バレたらどおする?」
わたしはすでに想定済みで、答えを出していた。
「逆ギレする
」
おんどれ自分の嫁を何年も何年も。指一本、挿れもしないで放ったらかして。おんどれにゃわたしを責める資格も権利もないんじゃ!!
自分の嫁がレスの闇を乗り越えて諦めて、ワンオペ育児に耐えて笑顔でいられる今を、誰のおかげだと思っとんのや?
彼に感謝して欲しいくらいだわドアホゥ!!
そう言うって言ったら、しおりのそーゆーとこ好きだわって。彼爆笑してくれた
わたしはこの婚外、自分の意思で踏み出した。「しよう」と思って相手を探した。出会ったのがたまたま彼だった。それだけの事。そしたらこんなに好きになってしまった。それだけの事。
だからごめんなさいは絶対にしない。夫がその事実を受け入れられるか否か。選択権は夫にある。
わたしは十分傷ついた。そして耐えてきた。それでも夫婦でいる道を選んだ。その為の婚外。外注だった。今度は夫が選ぶ番だって思ってる。もうわたし達はすでに2度、離婚してるも同然。
「60過ぎて子どもも手が離れたら、2人で
」
あぁ大事なとこ聞き逃したっ

わかんないけど、多分すごい嬉しい言葉だった
酔っ払ってるしノリで言った事を差し引いても、すごく嬉しかった。実現するわけない。でも彼が今、そんな気分でいてくれる事が嬉しかった。
わたし達に未来なんてない。2人を繋ぎとめるものも何もない。
それでも。
儚くても、未来を夢を見る事は2人の思いを強くする。自信になる。その自信が安らぎになって、2人を繋いでくれる。
わたしも彼も「もしも」バレた時。選択権を相手に委ねることにした。それでもわたし達の関係は変わらない。
「バレた!ごめんなさい!もう別れます!二度としません許してください!」な浮気じゃない。
婚姻関係を続ける為に踏み出した婚外恋愛。
お互い同じ覚悟を持って出会ったわたし達だから、「もしも」バレたとしても、それは通過点でしかないって思ってる。

