お嬢様の大学デビューかエレガントマダムか | ワイン│ギフト&モテワイン・交流術・オシャレ

お嬢様の大学デビューかエレガントマダムか

「使えるシャルドネさん」

おぼえてらっしゃるかな?


白ワインのブドウ品種です。

昨日、この方を八方美人と申しました。

八方美人は人気者。モテますよね。

相手次第の返事や行動をしてくれるから。

いいじゃない。
何が問題なの?


そこなんです。
だって本当のシャルドネさんはどんなブドウさんなの?

と聞かれると、癖がなくて、いい子で、
印象は色々なのです。

ちょっと個性が薄い。


土壌や作り手・気候によって
様々な姿を見せてくれるブドウです。

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すっきりしていて、癖がない。

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これが本来のお姿
白身のお鮨や牡蠣に合わすシャブリが有名です。

ところがブルゴーニュの高級酒になると

古い樽で長年かけて熟成したオーク香が
ほんのり香って、

熟成して黄金色に変わります。

これが高級で大人気なので、
マーケットに敏感な経済大国アメリカでは早速導入。
真似をして短時間でも香りがワインに移りやすい
新しい樽で熟成させて樽のフレーバーをつけた
色の濃いワインに仕上げたりしたものが多くあります。

そのため手頃な価格で、
高級感のあるシャルドネの白ワインが手に入りやすくなりました。

勿論、人工的!といってアンチな面々もいることはたしかです。
その姿は、女子高育ちのお嬢様が
共学の大学に行って大学デビューした姿に似てます。
華やかできゃぴきゃぴしてます。
(ブルゴーニュのシャルドネの古酒は
時間をかけて磨かれた年齢はいってても
上品な隙のないマダムって印象)

お嬢様で本来純真無垢の癖のない
シャルドネさんは、相手次第で何色にも染められる


育て甲斐のあるワインともいえます。

レストランに行ったら、またはパーティーでは
これは何色に染まったシャルドネ嬢かを
考えながら、または話しながら飲むと
盛り上がりますよ。