5/16をもって、無事に54歳になりました。
昨年も多くのメッセージをいただきましたが、今年はまたそれを上回る数。
そして、締めには「爆風銃のアルバムを期待してます」との言葉を添えられると、その期待の多さに身の引き締まる思いがします。
しかしながら、何ともキリの悪い、なんのアニバーサリーにもならない年齢でプロジェクトを始めるという、私らしいといえば、私らしいのですが...(笑)
思い返せば、3年ほど前に癌になり、早期発見により命が長らえているわけですが、あの時、偶然にも検査による発見が無かったら、ちょうど今年の誕生日は、みなさんとの別れの言葉になっていたのかもしれません。
昨年、53歳になった時のお礼の言葉として、こんなことを言っておりました。
「愛に満ちた企画をしなきゃいけませんね!」
ずっと、この企画を考えていたのですが、そのタイミングを待っていたように思います。
ただ、ファンのみんなと、どのようにしてこのプロジェクトを共有できるかを思案していました。
その考えが、ようやくまとまってきたので、始めることにしたわけです。
私がクイーンのトリビュートバンドをしていた時、CS放送の特番で「まるごとクイーン」という番組に出演しました。
その時、クイーンの結成当初からのファンクラブの会長の "ジャッキー" にインタビューできる機会を得、こんな質問をしました。
「ボヘミアン・ラプソディの歌詞の内容って、英語なので日本人には理解できない部分が多いと思うんだけど、貴方たち英国人は正しく理解できたんだよね?」
するとジャッキーが「いいえ、英国人の私たちにも理解できないことが多かったの。そこで私もフレディに聞いたのよ。『この曲の歌詞の内容って、どんなことについて歌ってるの?』って!」
「すると、フレディはこう答えたわ!『ジャッキーはどう思うんだい?君が思ってることが正解さ!バンドも曲もファンのものさ。曲を発表した後は、僕らの手から離れ、君たちファンのものなのさ。君たちファンがどう思っているかが重要なんで、僕がどんな思いで書いたのかなんて、どうでもいいのさ』ってフレディは答えたの」
身近にいる人間だからこそ、聞ける言葉なんだ『そんな会話ができて、羨ましいなぁ』と思ったんです。
でも、重要なのはフレディは常にファンのために音楽をクリエイトし、ファンは、ファンの人達とクイーンの音楽について語らう。
そんな、コミュニティーを形成していったんだなと思いました。
私は、爆風銃のファンの人達との一助を担えれば、幸いです。
作品が完成し、みなさんと語らえる時間が持てれば最高ですね!
こんなにたくさんの言葉のプレゼントをいただいたのです。
今度は、私がみなさんに『爆風銃の作品』という、お返ししなきゃいけませんね!(笑)
ホントに、ホントにありがとうございます。
皆様のその思いが、私を後押ししてくれてます。
引き続き、応援よろしくお願いします。