FaceBookにて、たくさんの友人たちからバースデイ・メッセージをいただきました。
ありがとうございます。
本当に嬉しいですね!
とくに、52歳の誕生日が特別であった訳ではないですが、この1年は、生涯の中で一番辛い年になったのではないでしょうか...
昨年の誕生日の後は、術後ということで、痛みに耐えるところから始まり、再手術を経て、直腸を正常な状態に戻すための自分の体との戦いでした。
今は、かなり良い状態なので、日々明るく過ごせています。
不思議なもので、病気になるまでは、病に侵された人が立ち直るドキュメント番組を見たりすると感動していたものですが、実際に病人に立ってみると、その苦しみが分かる故に、感動ではなく、共有できるようになりました。
今までは、安っぽい感動をしていた自分を恥じました。
病魔に侵されて一番辛いのは、気力が失せるということです。
健常の時の体の記憶が、障害を得ている自分のストレスを増幅させ、できない自分に挫けてしまう。
分かっているが、その日々の繰り返しが苛立ちを増幅させるのです。
音楽をしたいという前向きな気持ちを持ち合わせていても、その気になれないのです。
病気の怖さは、この気力を失わせるという悪魔のような存在です。
「鬱になる」
この1年で、そんな気持ちを理解させられたように思います。
しかし、今回の私の誕生日を祝ってくれる友人や知人たちのメッセージは、シンプルながら、本当に嬉しかったし、感謝に耐えません。
私は、なんとか生かされたようです。
なので、これからの誕生日を迎えるために、ハートに火をつけて、日々精進していこうと改めて思う今日この頃です。
同じように病に苦しんでる方々へ、少しでも私のメッセージが届くように頑張りますよ!(笑)
本当に、皆さんメッセージをありがとうございました!