8月3日のこと。
まずは前回の続きから。
最終的に午前3時くらいにアパートに着き、ひと段落って感じ。アパートは想像をいい意味で裏切ってくれた。建物の内部構造はインドクオリティー感満載であるが、外観はまるで中世の高級ホテルみたいな装い!!6階建てのアパートが4棟程あり、ジム、屋外プール、売店まで敷地内にあるのだー!すごくね?ただ、自分の住む部屋のキッチンだけはなかなか酷いものだった。というのも、このフラットには現在6人が住んでいてみんなで1つのキッチンを使っているので、使った後は洗うように!の張り紙も意味を成さずにシンクに食器が積み重なっているような状態だったー・・・
で、話を到着直後に戻すと、
その日は前述した通り、夜も遅くみんな寝ていので、リビングのソファに寝ることにした。結構疲れてはいたけど、ソファでしかも蚊に刺されまくってほとんど寝れなかったー。で、結局その日は最終的に4時半近くに寝むりについた・・・
もちろん個人部屋なんてないからプライベートな時間はほぼ取れない。こういう環境で暮らしたことなんてなかったので、うまく馴染んで暮らしていけるのか少し不安である。
次の日(3日)は初出勤の為、9時くらいには起きていたと思う。あまり寝てはいなかったけど、若干の緊張と期待でそれほど眠いとは思わなかった。
ということで、けっこうバタバタした感じで初出勤。急いで準備をして、インド名物のリクシャーに乗って研修先まで向かった。勤務先はバンガロール内にあるIT関係の会社なのだが、ここでもまたびっくり。
とその前に、研修先に向かうまでの道のりの話しをしようかと。
バンガロールはほかの年と比べれば比較的綺麗で、治安もよい町なのだが、それはあくまでもインドのほかの町と比べた場合であって、日本人からすればどっちにしても汚くて、騒々しい町である。特筆すべきは、バンガロールの交通状況。これがホントにひどい!!
渋滞のひどさはなんでも、インド一らしい。それもそのはず、車もバイクもぐちゃぐちゃに入り乱れて、あり得ない位ボコボコした道を行くのだから。信号もあまり機能せず、通行人は車すれすれで道を横断してゆく・・・また、ご存知の通り牛は神聖な動物でその辺に野放し?でうろついているから当然幾多のうん○が道のあちこちにあるし、ゴミもそこら中に散らばっているから臭いも見た目もかなりキツイ。(振り返ってブログ書いてるから、今ではもう慣れはしたものの、ファーストインプレッションこんな感じだった)さすがインドでしょ?
まーそんな印象を持ちながら、15-20分くらいで研修先に到着。
で、ここでさっき言った様にびっくりしたことがあって。(まーほとんど全てのことにびっくりしまくりだったけど笑)
でもここでのびっくりは、すごくいい意味でのびっくりで。
企業のある敷地がめちゃくちゃ綺麗で立派なこと!!ここバンガロールはインドでのIT産業中心であるってだけじゃなくて、IT企業のある敷地内そのものまるでシリコンバレーのようなものなのだ。さっきまでの光景が嘘の様に、一歩その敷地内に入ると近代的なビル郡が建ち並び、道路や脇にある芝生や木々も切れに手入れされているのだ。牛のうん○はおろかゴミ1つ落ちていない。
さっきまでのちょっとした憂鬱がふっとび、すげー気持ちよくなった!!
で、実際に研修先の企業に入ってまたびっくり!笑
勤務先の企業も本社がアメリカのIT企業だけあって、社内の雰囲気も非常に明るくカジュアルで、社員の皆さんも明るくてとてもオープンなんですよー。(もちろん皆さんインド人です)
それから、流石といえるところは企業が全社的に社員のサポートをし、よりよいパフォーマンスが出来る様に環境を整えているところ。オフィス内は快適で必要なものは全て揃っているのはもちろんのこと、会社専用の通勤バス、社内カフェテリアでの朝食、昼食、オフィスでの飲み物これらが全て無料で利用できるんです!さらに特筆すべきは、社内にジムとビリヤードや卓球の出来るプレイフロアまであるのだ!!まさに、シリコンバレーって感じでしょ??
ホントにここがインドか?って思った。
さて、ここで仕事内容。
自分がここでやらせてもらう仕事は自社が持ってる日本版サイトの一部管理とブログ等のプロモーション。あとは、翻訳とマーケティングも。
とりあえず、日本ではまだまだ認知度の低いこの会社のホームページ等を使ってもらうように促進したり、これから立ち上げるプロジェクトのサポートをしたりといった具合だ。基本的にうちには在印日本人がいないので、日本語の分かるスタッフとして翻訳や日本市場のマーケットリサーチ等の業務もある。
当面の目標としては、やるべき事をしっかり覚え、効率よく業務をこなすことである。
とは言え、今日はパスワードもまだ出来ていなかったので、持参した個人のPCで自社のホームページを閲覧しどの様なコンテンツがあるか確認した程度だった。
ちなみに所属している部署はアジア・パシフィックのマーケティング部門になり、同僚の方々はみなインド人であるが、それぞれ日本・韓国・アジア・オーストラリアに関する業務を行っている。みんな明るく優しい方たちばっかりだったから、快適に研修が出来そうである。うちのボスはアメリカの大学を卒業して、アメリカの某大手企業出身なんでアクセント以外は全然インド人って感じがしない。帰宅後に発見したのだがFacebookのプロフィールの写真なんかは、まさにヒップホップ大好きな黒人のお兄さんって感じだった、YO。
あと、研修生としては、自分より一週間早く研修を開始していた中国人の女の子がいる。明るくて元気な感じの人だ。
これから、数ヶ月間一緒のオフィスで働くので、仲良く出来たらいいと思う。
と、今回はこんな感じで。
えーと、じゃーここでフラットメート軽く紹介!
前述したように同じフラットに6人が一緒に住んでいて、ベルギー人、ロシア人、中国人、ポーランド人、ドイツ人、そしてカナダ人といった感じ。
実にインターナショナルなフラット!!
ちなみにポーランド人は15年(人生の半分以上)もロンドンに住んでいるので、英語はコテコテのロンドンアクセントだ。で、カナダ人はこのフラットで唯一の女性だった。(日本じゃあんまり考えられないよね)しかも、このフラットの部屋の構成としては、3部屋に2.2.3人ずつ寝るという感じだから、彼女は男2人で同じ部屋に寝ていることになる。日本人の女性ならこれでもうかなり無理かもね・・・笑