福島原発事故後の政府の政策には強烈な不満がある.
屋内退避・自主避難といえば聞こえがいいが,後のケアをキチンとしなければ
棄民を行ったに等しいではないか!!
屋内退避地域への必需品輸送は当然政府の責任において行うべきだった.
自主避難などというのはただの責任回避の逃げ口上としか思えない.
飯館村の放射線量についてIAEAが警告したのは3月31日だった.
その間,一体何をしていたのか,その挙げ句,ようやく昨日になって出してきたのが
飯館村を計画的避難区域にするという馬鹿げた結論だった.
いかにも,役人の小知恵で思いつきそうな表現ではないか.
しかも,避難の具体的な説明は,村役場にもされていないらしい.
避難先での具体的な生活の目処が立たないのに批難など出来る訳が無い.
政権の延命に汲々とするあまり,国民の生命・財産を護る最低限の機能すら
果たせなくなったのであろうか?
福島県民はもっと怒っていい.