2019年、135回目の映画「仁侠学園」西田敏行、西島秀俊、それに生瀬勝久といった、 当代随一の芸達者が出演とあれば、これは見なきゃいかんでしょう。 「カタキに手を出さず」「勝負は正々堂々」 そして、「出されたものは残さず食え」 こんなふざけた3か条を掲げ義理人情に厚い、 今時天然記念物のやくざ、阿岐本組。 最近のやくざの「しのぎ」は経済やくざの様相。 ひょんなことから高校の債権を手に入れ、理事として再建に手を出す。 そこは義理人情に厚い阿岐本組、本気で再建に乗り出す。 見た目の怖さと正義感とのギャップが繰り出す笑いの世界。 久しぶりに腹の底から笑いました。