油断してたら、知らぬ間に刊行されてました・・
百鬼夜行シリーズ『鵼の碑』―

 


就寝時間前にちょこちょこと読み進めているところです。




『邪魅の雫』から十七年・・・・もうそんなに経ったんやねえ・・
これだけ時間かけたんで、少なくとも上中下三巻くらいの大作になるんだろうと予測していましたが一冊だけで完結です。(でもお値段は高め)

鵼とは平家物語などに登場する魔物。頭は猿で手足は寅、体はタヌキでシッポは蛇・・なおかつその鳴き声はヌエことトラツグミに似ていたそうな


何年か前から、サイドストリーらしきエピソードはいくつか発表されていました。
それによれば『鵼の碑』は―
『日光が舞台らしい』
『榎木津家が経営するホテルが登場するらしい』
『大きな 古い 朽ち果てた 苔むした・・・なおかつ非現実的な様相を呈する《碑》をめぐる物語らしい』
・・・・等という事が判ってました。

このサイドストーリーを読んだのも十年以上前だよなぁ・・・・

なにはともあれ、久しぶりに『エノさんとそのシモベたち』の活躍が楽しめるのは嬉しい・・じっくり時間をかけて読んでいくつもりです。


次回作の東北を舞台にしてるらしい物語が刊行されるのは・・二十年くらい先かもしれませんねえ・・
ワシ生きてるかなあ・・・・




ちなみにこれが『鵼』こと『トラツグミ』